剣/ソードのペイジ
剣/ソードのペイジ
大まかな意味(正位置の解釈)
流れる雲を背景に、丘陵地帯でペイジが剣を構えて過去を示す左側を向いています。やはり風が強く吹いている状況で、遠くに見える木々も枝葉が風に靡いています。さあやるぞと言わんばかりの表情の「剣/ソードのペイジ」は、その知性を“過去”つまり誰かの秘密や誰かがこれまでに積み上げてきた経験で作り出した謎などをその剣で暴きに行くのでしょう。好奇心に満ち溢れたペイジは頭の回転が速く、発見や発明を愛することでしょう。ただし、剣を振るうのに何の防備もしていない点や、邪魔になりうる髪を括っていない点、剣の構え方がやや柔らかすぎる点は「ペイジ」らしい未熟さを伺わせます。どうか自分よりも大きな敵に襲いかかって、結果的に怪我をしないように気をつけてください。
★大まかな意味:好奇心旺盛な状態、秘密を探りたいと思っている状態、コミュニケーションにおいて新しい手段を試したくて仕方がない状態、知的探究心が強く純粋に知識を求めているがともすれば人を傷つけたり不躾だと思われる可能性がある状態
★人間関係/恋愛上の意味:知的なコミュニケーションを楽しみたいと思っている状態、学問を極めたいと思っていたり新しい趣味を始めたいと思っていたりする状態、(関係が遠い場合)相手と関わって知的にメリットがあると思ったならば接近してくれるかもしれない状態
日常における物事との関連:新しい技術に興味津々な人物、コミュニケーションに積極的だがまだ練れていない人物、技術やコミュニケーション/ネットワーク系のスタートアップ企業や新規事業など
逆位置
ペイジの未熟さが嫌な方向に働くかもしれません。まだ正位置では無邪気で済んでいた好奇心が余計な詮索に、人の秘密を知りたがる気質が人のあらぬ秘密を暴くことに繋がりかねません。秘密を誰かに喋ってしまったり、情報の取り扱いが未熟なために漏洩が起きたりなどの事態も想定されます。剣/ソードというのは知性であり情報です。最も殺傷力の高い属性を与えられているこのスートは、人を傷つけかねません。人を傷つけるコミュニケーションや不躾なやり方、厚かましい態度や無神経なども暗示することがあります。ただ、まだ「ペイジ」である以上、他の「剣/ソード」コートカードよりダメージや悪意は少ないかもしれません。
★大まかな意味:好奇心が裏目に出ている状態、余計な詮索、不躾な質問やうまくいかないコミュニケーション、攻撃的だったり皮肉っぽかったりする言い草、口癖がカンに触る人物など
★人間関係/恋愛上の意味:コミュニケーションが嫌味になってしまっている、不満の言い表し方にあまりにデリカシーがなく不愉快な印象を与える、お互いに対する配慮が足りていないために何を言ってもささくれ立つような空気がある
日常における物事との関連:口論、口喧嘩、全員が頭が回るものの幼稚であるためにコミュニケーションに難がある組織、技術者の集団だが渉外活動に弱点があるなど
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