会社の第一言語を英語にすること
我々Planet Labsチームの第一言語は英語だ。顧客が海外にいることが理由。
ちなみに私は帰国子女でもなく、海外の生活が長いわけでもない。他人からすると日本にずっといた割には話せますね、というくらいだと思う。
言語学習は耳で聞いたものを真似して口に出す作業を通じて習得していくものだ。頭の中で翻訳する作業ではない。その点、私は英語で話す環境で働いたことはほとんどなく、インプットがほぼ日本語でされてしまっている。そのため、どうしても仕事では脳内で日本語が先に出てきてしまい、なかなか英語に訳すのに苦労する場面があったりする。
個人としても簡単なチャレンジではない中、英語を主言語とすることを維持できている理由は、非日本語話者であるチームメンバーの存在だ。チームメンバーは6名のうち母国語が日本語のメンバーが4名、非日本語メンバーが2名の為、日本語ユーザーがマジョリティではあるが、非日本語話者が1人でもチームにいるだけで状況はかなり変わる。
過去のSlackを遡ったり、議事録を見る際、言語が違うだけで情報格差が出てきてしまう。ドキュメンテーションは毎日の業務のアウトプットなので、簡単に変えることは難しい。現状、ドキュメンテーション文化自体が十分できているとは言い難いけど、必要な情報は全て英語で記載されていることは確かだ。
私自身の生産性もやはり1、2割は落ちてしまっているように今は感じてしまっているので、やめた方が良いのではと思う時もあったけれど、長期的に見れば、大きな優位性になってくる信じ実践している。実際に、家族の理由で日本に移住し就職活動をしたが、日本語必須ではない面白そうな仕事を見つけることに苦労した、という優秀な人がチームに入ってくれたりなど芽が出始めている。
日々、精進だな。今週もがんばろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?