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「連れてきてくれて、ありがとう」

「連れてきてくれて、ありがとう」

私達は、私が愛する地元、京都に愛されている体験ツアーです。


「外国人だからって入店を断られたよ」
「日本人の席と、外国人の席を分けて座らされた」
「日本人だけしかいないレストランは入りづらいの」

こんな声はゲストに会うたびに、聞く日常茶飯事の話。

特に、日本の中でも排他的な街(笑)京都ではよく起こるらしい。

でも、私の飲み歩きのツアーでは、彼らが自分達だけでは入る事ができない店。英語のメニューなんてない、日本人しかいないような、ローカルな小さな店へと臆することなく連れて行きます(笑)

※ちなみに、訪日旅行者を受け付けません、と言っている店を批判してる訳じゃないです。

受け入れる事で良い面と悪い面があるのは理解できるから、簡単にレイシストだとは思わない。

でもやっぱり、嫌な顔をされるのは、ホストとして、また個人的にもダメージをくらうかな。

「訪日旅行者向けの体験ツアーをやってるんですけど、使わせてもらってもいいですか?」

これを言うのに、やな顔されたらショックだなー。怖いなー。って思ったことは何度もある。

「連れてきてくれて、ありがとう」

いつも体験ツアー内使わせていただいている、酒バー、Junsukeさんのお店の人が私に笑顔で、伝えてくださった。今日。

「ずっと、お酒について旅行者に教えてあげたいなって思ってたんやけどな、あたし英語できへんし、うちに旅行者が来てくれる機会もなかったわ」

「連れて来てくれて、いつもありがとうございます。」

いつも使ってくれてありがとうございます、は他の店でも聞く言葉だけれど

「うちに連れてきて、日本酒について伝えてくれてありがとう」は初めて聞いた。


Junsukeさんはは、私だけじゃなくてゲストにもすごーく良くしてくれます。

特にこのお店は、ゲストが気に入っちゃったお店のもののお猪口をくださったり。
今日だって抹茶が好きなゲストに抹茶の粉末を教えてくださったり。


こういうね、お店がどれだけゲストに対してウェルカミングに思っているのかは本当に、ゲストにめっちゃ伝わる。

満足度にもちろん繋がるし。
それよりもゲストにとってすごく良い思い出になるでしょ。


地元の人から愛される、体験ツアーでありたいなとより一層強く思った夜でした。


Junsukeさんのお店情報。紹介してくれるお酒、ご飯まじで美味しいです。


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