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日本初ノンバーバルショーの「GEAR」に行ってきた

私の京都のお気に入りのカフェと同じビルに、ショーの劇場があったらしい。カフェ「アンデパンダン」は、京都に移ってきてすぐ、4年くらい前から知ってたけど劇場の事は、まじで最近まで知らなかった。

カフェはこんな感じ。ランチがいい感じよ。


劇としては、よかった。期待を超えた。

あんまり書くとネタバレになるよね。ちょっとところどころピックアップして書きます。

GEARとは

日本初のロングノンバーバルショーらしい。

「GEAR」自体はもうグループを組んで7年以上活動しているとの事。

提供元はアートコンプレックス。

2012年の、二条城のプロジェクトマッピングのプロデュースとかもしてたみたい。へぇ。

「GEAR」はロボットの話。

劇の中の役としては、5役あって、1役あたり5~6人のパフォーマーがいるらしい。
なので、パフォーマーの組み合わせは4500通りくらいできるそう。

今日見たショーと同じ組み合わせのショーは見る事ができる確率はめちゃくちゃ低いらしい。面白いよね。リピーターが出てきそう。

席は全部で100人分くらいかな。

お客さんは、大半が日本人。インバウンドのお客さんもちらほら。7対3くらいの割合。平日の月曜の夜やと考えると、日本人多めやね。

インバウンドは家族連れや、年齢が上の方が多かった印象。

開催の時間はこんな感じでした。

お昼(13:00/14:00)か夜(18:00/19:00)スタートでした。

でも、なんでランチやディナーの時間に被せたんだろ。
夜のコンテンツ (21:00以降)かディナー前の時間にした方が行きやすいんじゃないかなって思ったかも。

なぜ観客はGEARを見にきてるのか

後々スタッフの方にインバウンドの人はどうやって GEARの事をみんなが知っているのかを聞くと

「Things to do in Kyoto」で探したり、
ホテルの人が紹介したり、
TripAdvisorだったりらしい。

確かに、神社仏閣以外のエンタメあんまりないもんね、京都。
特に、子供が喜ぶコンテンツだろうな。
最近は外暑いし、雨が降った時に室内にこういうのがあるのは、ちょうどいいなと思った。

お客さんの反応は?

劇の中にはパフォーマーと観客のインテラクティブ(交流)要素がありました。

パフォーマーは観客のすぐ隣の席にまで登ってくるし。

劇の途中で(「NEW YORK CITY」って胸に大きく書かれたTシャツの)アメリカ人?のお父さんがステージに出されてたり。(家族、めっちゃ湧いてた)

観客が踊りに合わせて、手を叩く瞬間がたくさんあったり。

会場に一体感がありました。すごくよかった。

横に座ってたおばちゃんも思わず、劇が終わってからスタッフの方に
「こんないいと思ってなかったわ。娘にも絶対行きなさいって言うときます」って言うてはった (笑)

ノンバーバルである事

ノンバーバル (=言葉を使わないこと)、アクションだけで劇をやる事は、
どんな言語を話す人にも伝わる。

笑いのポイントもとってもわかりやすかった。世界共通で笑えるようなネタ仕込みをしてた。会場に一体感。すごく湧いてた。

私が旅行者だったら見にくるだろうか?

これを見たとき、韓国の「NANTA」を思い出した。

あの時、家族旅行で韓国へ(初めて)行った時に見たな。

これを「日本にきているわずかな貴重な時間」で見るべきかと言われると考えてしまう。
このショーは日本しか見れない、日本で見るから価値があるもの、ではないので。

パフォーマンス自体も世界共通の技であったし、舞台設計も特に日本らしさなどはない。

後、GEARの公式サイトでは「感動の」と打ち出してるけど、そっち路線じゃない方がいい気がする。
ショーにストーリーラインもなかったので「感動」というより、パフォーマンスを楽しむエンターテイメントだなと。サーカスに行っている感じ。

Tripadvisorでの訪日旅行者からのレビューも読む中、ネガティブなレビューにはそのようなことを書いてました。

まとめ

これからたくさんの国からの旅行者が増える中で、ノンバーバルの言語が必要ないのは有利だなと思いました。

でも、もし訪日旅行者をターゲットとして事業展開をするのであれば「日本でこのショーを見る必要」という部分はもっと強化してもいいのではないかと思いました。

国内にいる方は一度行ってみてください。楽しいです。

ちなみに、関東の方は千葉にもあるそうです ^^


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