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☆新連載☆【スペイン巡礼路番外編①】アキコ・・・自分で商品を作ろうと決断する 〈全7回の①〉
私のフランス・パリからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラに歩いた巡礼路「北の道」の旅では、私がスペインに入った日に、日本から二人の友人が来てくれました。
これは拙著『~フランス・パリからスペイン「北の道」歩いて1300キロ~
サンティアゴ・デ・コンポステラ 90日間おばちゃん巡礼記』1巻 3巻 でちょこちょこ出てくカナコ ・アキコ の二人のことです。
彼女たちはそれぞれの分野で独立して仕事をしているのですが、この旅でアキコさんが得た着想が、彼女の長年の目標達成のヒントになりました。私のインスタグラムではジェットコースターでぎゃーの動画がちょっとした反響になったのですが、ぎゃー言ってたばかりではなかったのでした。
そのあとに起きたできごとを対談形式でお届けします。
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私が、この旅を電子書籍にしたように、アキコさんもまた「ある商品」を世に放つことになったのです。
それがこの「北海道バルナッツ スープカレー味」
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新千歳空港スカイショップ小笠原ほか、道内のお土産店、お土産コーナーで2024年4月13日(土)販売! 税込540円
現場の写真撮影はカナコさんです。
ある土曜の午後にアキコさんの料理を前に、この商品の完成のいきさつをおききしました。
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ワタシ:今日はちゃっちゃと話して、おいしいお酒を飲めるようにしましょう。まずアキコさんの紹介からいきましょう。えっと、何してる人として話してもらおうか。おみやげマーケターっていう顔と、おみやげ作る人っていうのと。
アキコ:2つあるね。私は、17年前に企業して今の主事業は北海道のね、消費者対象のグループインタビューやアンケート調査マーケティングはリサーチの市場調査をやっている。
ワタシ:グループインタビューから、どんなものが売れるかということの調査を長年やってきました、って感じかな。
アキコ:そうね。それを活かしてかして、2018年に北海道おみやげ研究所という事業を新千歳空港のお土産店と協働で始めた。コロナの時はね、商品出せなかったんだけれども、今まででも10個ぐらいプロデュース品を出してきました。
ワタシ:プロデュースというか、アドバイザーというか、コンサルタントというか。どれが、なんか、すらっといく感じがする言い方だと。
アキコ:お土産の企画と開発の手伝いをしている。例えば北海道の豊富町のカフェが町のお土産菓子を作りたいとか、厚真町のじゃがいもを有名にしたいのでお土産菓子を作りたいという問い合わせがあったら、商品アイデアを考えたりOEM(他社の製品を製造する)の工場を探したり、パッケージのデザインチームを組んだりというコーディネート。
ワタシ:コーディネートする仕事で何品ぐらいしましたか。もう10品ぐらい?皆さんは、自分たちにいい素材があっても、商品化できなくて、アキコさんところのお仕事を頼んできたのでしょ?どこの工場に頼んでいいかとか、あとはそれをどう売っていくか結構わからないことだらけ。そのお手伝いをするのが仕事。
アキコ:必ず新千歳空港に店舗のある㈱山ト小笠原商店で売ってくれるし。「北海道おみやげ研究所」の仕組みいいところは、必ず売りますという販路がついてくるところ。㈱山ト小笠原商店さんの新千歳空港の店舗と通販で流通できます。そして問屋さんや、デザイナー、資材屋さんなどプロとチームを組んでやらないと進まない。その人脈が結構できて、知識もついてだいぶわかるようになってきた。途中から、自分でもこういうの作りたいなというアイデアが湧いてきたんだよね。「おつまみブランド」でやりたいなと温めてきたんです。
おつまみ作りたい気持ちをどんどん具体化していく過程を第2回で。
おまけ
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