バッテリー監視で電気代を削減した例
私どもは電動フォークリフトのバッテリー監視サービスを提供しています。
お客様によく言われるのが、
・なぜコストをかけてまで監視するのか?
・バッテリー監視にニーズはあるのか?
・現状、ニーズは感じていない。(困ってない)
・かかる費用は誰が払うのか?
・ など‥‥
これらのコメントをこれまで多く頂いてきました。
一例ではありますが、稼働と充電を監視するとグラフから次のような事が分かります。
【現状の把握】
4月5日(火)
1.前日から充電無しで稼働している
2.就業時間は10時間だが実稼働は2.1時間
3.放電量は80Ah、電池残量は67%
4月6日(水)
1.前日充電は4.6時間、充電量は190Ah
2.就業時間は10時間だが実稼働は2.4時間
3.放電量は102Ah、電池残量は79%
【改善点】
・充電時間は5時間程度 ⇒ 夜間電力帯での充電
・電池残量に応じた充電 ⇒ 充電回数を削減
【効果として】
夜間電力の使用と充電回数の削減により電気代が約3割~削減した事例があります。
脱炭素でフォークリフトを電動化するとエンジン車よりランニングコストは大幅に低減しますが、バッテリーを監視することで充電を効率化すれば、電気代をセーブする事ができます。
そして、バッテリーも長持ちします!
バッテリーを監視しませんか?というお話でした。