友達がいて良かったこと
自然豊かな田舎で育って大学で都会に出てきました。高校時代の友人とも大学進学を機に、離れ離れになってしまいました。
一時的に楽しい時間を共有した友達で、進路も全く違ったため、なんとなく疎遠になってしまったのです。
私が転職を考え始めたころ、SNSで彼女と再会しました。
就職活動で東京に出てくるから、久々会わない?というもので、なつかしさもあって会うことにしました。
彼女は某大手企業の入社を目指していることが分かり、夢の大きさに羨ましくもあった私は応援するだけで、そばで見ているぐらいでした。
晴れて入社が決まって、所謂エリートコースを歩むことに。
かつての同級生の出世に嬉しい気持ちと、自分への虚しさで心がいっぱいでした。
今度は私が転職を考えて情報集めに四苦八苦するようになりました。
彼女とは定期的にご飯を食べる間柄で、「うちの会社おいでよ!」なんて言ってくれていました。有難かったけど、冗談でしょーって感じていました。
コロナ禍になって、転職の必要性が濃厚になってきた昨今。
彼女の提案が、現実へと動くことになるとは思いませんでした。
明るく生きていけるチャンスを、彼女が繋いでくれたのです。
まだまだこれから試練は続きます。
叶えられないような夢を隠したまま生きてきた私に、最高のプレゼントでした。本当にありがとう。感謝してもしきれない。
夢を叶えるため、このまま走ります