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【行ってきました】上野の<国際こども図書館>で開催中:「よむ!きく!あそぶ!JBBYおすすめ☆世界と日本の子どもの本」
この記事は、JBBY(日本国際児童図書評議会)新人会員のわたしが、誰に依頼されるでもなく、自発的に書いたものです。ボランティアとして参加した目線も含んでいます。
「JBBYって?」
と思われる方もいらっしゃるかも? JBBY, 日本国際児童図書評議会は、IBBY・国際児童図書評議会の日本支部として1974年に発足。「子どもの本を通しての国際理解」「平和な未来をあらゆるこどもに」というIBBYの理念のもと、さまざまな事業をおこなっているとのことです。
JBBYは今年で誕生50周年!(わたしと同じ年!)なので、Big year。記念としての展示・イベントが三つ、国際子ども図書館で開催されています。
「国際アンデルセン賞受賞作家・画家展」
「JBBYのあゆみ展」
「よむ!きく!あそぶ!JBBYおすすめ☆世界と日本のこどもの本」
この記事では、主に「よむ!きく!あそぶ!」について書いていきます。
「よむ!きく!あそぶ!JBBYおすすめ☆世界と日本のこどもの本」は<絵本を読める、聞ける、そして絵本であそべる>イベント!
場所は、上野の国際子ども図書館、3階のホール。
クラシカルな雰囲気だけど、あたたかみのある木製の床。高い天井には、華やかだけど派手じゃないシャンデリア。何度行っても素敵な場所だなぁと思います。
ここには、「JBBYのあゆみ展」もあり、IBBYとJBBYがおすすめする子どもの本がたくさん展示されています。手に取って読めるものも多数。
国際アンデルセン賞を受賞している絵本や、オナーリストになったもの、また、その作家さんやイラストレーターさんの他の絵本なども。わたしにとっては、耳にしたことがあっても、読んでいなかったものばかり。もちろん初めて出会う絵本もたくさんあって、わくわくしてしまう! 英語以外の外国語は読めないけどさすが絵本、なんとなくわかるものも。絵だけみていてももちろん面白い。
そしてこのイベントの「あそぶ!」は、ずばりビンゴ!小学生低学年用、など難易度はわかれていて、こども向けだけど、わたしも挑戦してみました。・・・なかなか手ごわいのが、イイ! ゲームに挑戦しているだけなのに、本と仲良くなれるしかけ。楽しそうでしょう?
こどもたちは、はじめはおそるおそる、でもみんな最後にはいいものをもらって自信満々で満足気。低学年くらいの男の子は、両手をあげてイエーイ!とうれしそうに帰っていったっけ。
「きく!」の「おはなし会」も会期中の週末に実施されています。日本語はもちろん、なんと、外国語の回もあるのです。毎週じゃないので、時間などもぜひこちらでチェック。
わたしは英語と日本語のおはなし会に、読み手として参加させてもらいました。ステキなホールで読ませていただいて、気分は最高潮(笑)。実のところ、緊張しました・・・。だけど、観客席のちいさなおきゃくさまたちが、たくさん反応してくれたので、楽しかった。最後に「へいわってどんなこと?」(浜田桂子作・童心社)を読んだのですが、むずかしかったかなあ。でも、どうしても紹介したかった本でした。
あと、ほかのJBBYのお手伝いのみなさんから、絵本のおすすめを聞いたりもできて、うれしかったです。もし、会場にいらしたら、好きな絵本や作家さん、ぜひ教えてくださいね。会場にいるJBBYのメンバーにもぜひきいてみてください!
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というわけで、わたしのつたないレポートは以上です。こどもはもちろん、絵本好きのおとなも楽しめる機会です。すてきな時間が流れている場所に、上野の秋を感じながら、お散歩がてら、ぜひ足を運んでみてください。