![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172115395/rectangle_large_type_2_9487620ce360deb1bc3fabb4bbba2e60.png?width=1200)
重症化してしまった子どもの虫垂炎⑥
前回記事
今まで院内学級という存在は、ドラマでは知ってはいたものの、身近に通級していた方はいなかったので、よくわかりませんでした。
主治医との面談のあと、転校手続きで診断書を小児科部長名で出す必要があったので、主治医が電話で部長に依頼してくれました。
翌日、院内学級の先生がたと親子で顔合わせ。
県内の養護学校の分校として病院内にある教育機関で、通常先生は3人いらっしゃるとのこと。
現在、通級している子どもはおらず、娘はマンツーマンで授業をうけます。
教室内には、本やDVDがたくさんあり、ボードゲームもあります。
ひとり時間が多くて、とくに連休中は人も来ないので寂しい思いをしてたので、もっとはやく院内学級のことを知ってたら良かったなぁと感じました。とはいえ2週間以上の入院が見込まれる場合、が条件です。
勉強はしっかりおこない、服装も可能であればパジャマから着替えてくるようにとのこと。
かおあわせの翌日から、学級に通います。
朝の問診などがあるので、始業は9:35から。
終わりは15:30までだったかなぁ。
病棟のシャワーの時間が16:00までなので、娘は優先的に9:00からのシャワータイム。
ドライヤーで乾かしてから、学級にいきます。
毛量があるので、ドライヤーもなかなか乾かずで困ったそうです。
あと、前述してるとおり血管がほそく、採血がめちゃくちゃ困難だったので、時には採血に先生が3人がかり、ドライヤーは看護師さんというアイドル並みのスケジュールのときもあったそう(結局、授業に間に合わなかったらしい)
勉強ばかりではなく、レジンアクセサリーを先生たちと製作したり、やっぱりおしゃべりしながら手を動かしたことは楽しい思い出だそうです。
心配していた勉強の遅れも、この院内学級の時間で挽回できました。
このころ、元気になりつつあり、病院食だけでは物足りない(ガツン系がない)ので、ハンバーグやグラタンを晩御飯まえに持参していました。とはいえ、私が休みのときだけですが。おかずが好きなものだと、少しばかりテンションがあがるのは誰しもです。退屈な入院のせめてもの楽しみ。
病棟は2歳児さんあたりが多く、アレルギー検査の入院が多かった印象。同室には親御さん(それぞれの父親、母親)がいて、娘から聞く付添い入院の過酷さを感じました。
LINE電話をしていると、泣き声もまあまあしてましたが、娘はむしろ賑やかな部屋で問題なしとのこと。でも看護師さんが気を効かして、静かな大部屋にいれてくれたようです。
そんな感じで点滴治療以外はゆっくりと過ぎていきます。
10/21 長女が帰省して成人式前撮り。
帰りに三女の顔を見にいきました。
15分の面会でしたが、ほぼ私しか面会に来ないので、久しぶりにおねえちゃんに会えて嬉しそうでした(面会は1日一人、15分のみ。厳しい)
わたしが休憩所でまっていると、小児科の先生(主治医ではない)が来てくださり、つぎの血液検査結果(10/23)が良かったら、退院可能と教えてくださいました。
長かったー。
やれやれ。が、まだ手離しには喜べないので、結果を待ちます。