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「〜するべき」との良い付き合い方

自分の周囲には、「〜なくてはいけない。」と言った発言をしがちな人が複数名いる。

最も困るのが、誰もそうしなくてはいけないとは言っていないのに、自分で(勝手に)役割を背負い、その役割の責務を「〜しなくてはいけない。」「〜すべきである。」と思っている人達である。

この方々は、本心からそうしたいと思ってはいない。なので感謝の強制をしてくる。私は〇〇してあげたのに、あの人は感謝の言葉を言わない。あの人には感謝の気持ちが足りない。やってもらって当然だと思っている。などと言った発言をしがちだ。

母親たるもの〇〇すべきである。カスタマーサービススタッフは〇〇すべきである。お客様には〇〇すべきである。

自分も「〜べき」環境で育っているので、「〜べき」信者であった。が、色々と思うように行かない事、自分が苦しくなり辞めた。「〜べき」と思っていた時と同じ事をしたとしても意識を変えた。自分が悪者になりたくないからやっている。そのほうが周囲も黙り自分にとって都合がいいからやっている。と言った具合だ。

こう思うようになってからは、すごく気持ちが楽になった。

それと同時に、「〜べき」はある一定の抑止力にもなっていることもあるなと思うこともある。

「〜べき」に従っているうちは、大きな失敗はしにくい。したとしても叩かてることは少ないであろう。

「〜べき」を言う人はあまり他人の意見に耳を傾ける気がないように思う。大抵に場合、でも〜だからXXすべきである。と反撃をされる。どっちでもいい事だと思う事が多いのと、戦うのが面倒なのと、戦う時間が無駄と思ってしまう自分は、大抵の場合折れて相手の〜べきに従がっておく。

すると自分の〜するべきが正しいと、より強く信じて続けていく。悪循環である。

何かもっと上手い「〜べき」との付き合い方はないものだろうか?





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