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理学療法士Aさんへのラブコール
自分の無知を恥もなくさらけさすことになるが、病院でリハビリを行う人を理学療法士といい、国家資格である事を知った。
今までたいして気にもとめていなかったのに知ろうと思ったキッカケは父の入院である。そこで父のリハビリ担当をしているというAさんという男性とたまたま出会った。最初は母のしょうもない世間話的な内容ではあったが、何度か彼のリハビリをする姿を見る機会があった。
Aさんは男性アイドルグループにいそうな風貌を持つ、見た目年齢はどんなに歳をとっていても20代半ばだろうと思われる方である。そんな彼がとても一生懸命に動き、意思表示がハッキリしない父に丁寧かつキッパリと声がけおよび指示を出す姿に興味をもった。
まず、彼がなぜ理学療法士になろうと思ったのかを知りたいと思った。自分が同じ様な年齢の時は存在すら知らない職業である。仮に知っていたとしても、興味は持たなかったであろう。
とんでもない肉体労働職、ガテン系真っ青である。一歩間違えると怪我や医療事故に繋がりかねない。それに対人関係も大変そう。嫌な患者や無理難題やイチャモンつける患者家族も、きっといるであろう。
ネットで理学療法士って調べてみると、ネガキャン中?かと思う内容が目にはいる。理学療法士(PT)やめたほうがいい、給与上がらない、生活できない、飽和状態など。一体何の嫌がらせ?誰得情報?
本当に生活できないレベルのお給料であるなら、それはぜひどうにかして欲しい。医療費が上がる事になるのかもしれないけど。飽和なんて言ってないで、勤務環境の改善(週4勤務にするとか)をぜひしてほしい。
大変そうだけど、少しずつでも自分の行ったことがきっかけで患者の状態が進歩したというのが見れるのは、達成感があっていいな思う。自分の仕事は達成感を感じにくく、この仕事本当に必要?と思うものなので、かなり羨ましい。
Aさんは明日も出勤しリハビリを行うそうである。本当にありがたい限りである。
ぜひ一度Aさんとは病院外で話がしてみたい。迷惑極まりない願望ではあるが。会うたびに感謝の気持ちを伝えるようにしているつもりではあるが、時期が来たらキチンと感謝を伝えたいと思う。
Aさん、いつも本当にありがとうございます。