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【フランス語】在外公館派遣員試験の内容

記憶が怪しい部分も幾ばくかあるので、記憶の数珠繋ぎ合戦になりますが…これから在外公館派遣員試験を受ける方(か迷っている方も含めて)へ向けての勝手な書き残しと私自身の備忘録を兼ねて徒然なるまま綴っていこうと思います。

在外公館派遣員試験とは?というそもそもと受験した私の簡単な経緯は以前の記事で紹介したので今回は割愛し、試験(フランス語受験)自体について書いていこうと思います。

ちなみに私が受験する際は何も調べず(1週間くらい前に焦って)ネットを彷徨っていた際に出会ったshokoさんの記事を参考にしていました!とても丁寧にかつ「そうだったな」と共感できる部分が多い素敵なnoteなので、細かい内容はそちらを参考にされると良いと思います🌱

概要と準備

概要

大きくは1次試験(選択語学・一般教養の筆記など)と2次試験(選択語学の試験・日本語面接)の2ステージに分かれます。
個人的に総じて言えることは、「派遣員の試験のために何かする」必要はないと言う点かと思います。

もちろん何も考えずにそのままその日試験会場に行けば合格!と言う風にお伝えしたい訳ではなく、一定の思考(なぜ応募したのかなど)の整理や語学の勉強は必要になってきます。しかしながら、特殊(ある意味一般教養の試験は特殊なものの)である部分はそこまで多くないので、この試験のために特殊に何かをトレーニングする必要はないと言うのが個人的見解です。

私自身が準備してきたこと

実際問題一度私は(おそらくあまり落ちないであろう)日本語面接で落ちているので大したアドバイスはできません笑。とはいえ落ちた理由は面接の中でも暗に示唆されていて自分の中でもわかっていますが「派遣員としての素質にそぐわず、辞めてしまう可能性が高い」と判断されたからだと推測しています。
※日本語面接で私自身が恐らく面接官に伝え方を誤ったのが原因ですが、これまでのちょっとユニークな?経歴が、「派遣員という仕事では恐らく貴方の性格は合わないし、ここで2年間使うのは勿体無い」と直接的に言われてしまいました。(決して私自身奢っているわけではないですが、面接官の言葉をまとめて総括的に言葉を選ばず言うとするならば、いわゆるバリキャリだという風に思われたのだと思います)

その後にご縁がご縁を生み2回目で最終的に合格し今に至りますが、準備という観点ではどの面接でも大切と言われる「仕事理解」と「相手がどんな素質や適性のある人を求めてきているのか」という2点をきちんと理解することが重要だと強く思います。

試験内容

一次試験

先ほどもお伝えしたとおり、選択語学(私の場合はフランス語)・一般教養・志望動機を記載する3つの試験です。

フランス語に限った話になるので、他の選択語学の場合もしかすると多少異なるかもしれませんが、選択語学の試験はB2程度となっています。(新聞や雑誌が辞書なしで読めると書いてありますが、私は今でも自信を持ってできません。笑 いわゆるフランス語で20min程度の短い新聞やネット記事が分からない単語が多方あれど大筋理解できる程度を指しているのだと思います)

選択語学試験(フランス語)
試験内容を大まかに(差し支えない程度)書くと、文法・前置詞・日仏の記事の翻訳(自然災害などの日常のニュース)と仏語作文が出てきました。
いわゆる試験で言うと仏検に近い日本スタイルの試験でしたが、まずお伝えしたいのは「分からなくても焦らず最後までやり切る」ことかなと思います。単語がつかめないと内容が入ってこず、そして試験となるとパニックになってしまうこともあると思いますが、恐らく他の方も心情は同じはずです。(試験中はそう念じてました)分からない単語があっても捨てずに、理解できる部分を可能な限り時間内でやり切ることが大事だと思います。

というのも、仕事をしていても分からない単語なんて日常たくさん出てきますし、そのことで一々落胆していては前に進めないので理解した範囲内で書いていくのが重要な気がします。

試験対策としては、日常的にざっとフランス語でのニュースに目を通していろんな単語に広く触れていくのが1番かなと思っています。

一般教養
いわゆる新卒就活の時のSPIに近い内容なので対策は特にしていません(しようがないというのが個人的な見解です)。なかなか色んな意味で不思議な(特殊な)試験だったと思います。

志望動機
なぜ自分が応募するのかであったり、自分自身が派遣員になったらどんな風に任地で働くのかを明言化できると良いと思います。2次試験にも志望動機は聞かれる可能性が高いので、アウトプットできる状態(整理して他人に伝えられる状態)にすると良いのではないかと思います。

2次試験

ここでは選択語学での試験と日本語での面接の2つがあります。
選択語学試験(フランス語)
はいわゆる「ロールプレイ」の試験になります、便宜供与(出張者の対応)の業務があると以前書きましたがそうなった際に自分が(仮には派遣員だったとしたら)どう振る舞うかをフランス語のネイティブスピーカーとやりとりをする形です。

細かいtipsとしてはちょっとした大使館で日常使いそうな言葉を覚えていくことくらいでしょうか。(私も大使館などで使う基本的な単語が全く分からず、伝えたい単語を相手に推測してもらうスタイルになってしまった記憶があります…笑)

【一例】
-大使館 : ambassade (f)
 ex) 在フランス日本国大使館: ambassade du Japon en France
-外交官 : diplomate
-大使 : ambassadeur

日本語面接
一般的な新卒の就活面接と類似していると思いますが、説明会や周りに派遣員をしている(していた)方がいればどんな仕事だったか・どういう点が大変(楽しかった)かなどを聞いてみて自分自身が仕事をした際のイメージを具体的に持てる状態にしておくと良いと思います。(試験官が思った以上にわんさかいて、最初びっくりした記憶があります)

面接をしていると「選ばれなければ」となってしまいがちですが、仮に偽って選ばれたとしても後々ミスマッチによって不幸になるのは双方(候補者・受け入れ側)です。それ以外には、自分の経歴や強み・性格など、いわゆる一般的に聞かれる自分の情報を簡単に頭で整理しておくと面接の際には慌てずに済むかと思います。

終わりに

勢いに任せてかなりざっとかいてしまいましたが、書きながら色んなことがあったなと記憶が若干蘇ってきました。笑
有益な情報はほぼないかもしれませんが、不足している点や分かりずらいなどは追記したりしながらのんびり補っていこうと思います。
これから受験される方々を心から応援しています!

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Tamaki
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