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やりたい気持ちが行動を促す

「これで 朝の会を終わります」
「1時間目の準備をしましょう」

当番 係活動 など 集団の中で行動することが苦手なRさん

クラスの子ども達は 彼の特性を受け止め Rさんのお手伝いをしていた

「自分にできること」がある

可能性に気付く機会が 子どもの心に灯を点ける。。

1月30日(木)2時間目 国語「ありの行列」

授業終了7分前 

「百人一首をやるよ」

「先生 僕 札を配りますね」(Rさん)

(Rさんー 僕たちも手伝うねー)(Yさん Oさん Tさん)


Rさんが「あしながおじさん」で覚えた下の句


1試合終えた後

「先生! 僕 得意の札を1枚取れました!ほら!」
(すごーい 良かったね!)


Rさんが取れるよう ゆっくり読んだ

1月31日(金)

Rさんが日直の日だった

隣のSさんがお休みだった

「先生 Rさん一人では日直のお仕事大変だと思います」(Kさん)

「Rさん 今まで日直やったことがないの」(Mさん)

「僕代わりにやりましょうか」(Kさん)

(Rさんが難しい場合は お願いね)
(Kさん ありがとう)


気配りのKさん

気を配って Kさんが朝の会を始めようとした

すっと Kさんの方へ行き

「一人じゃ大変でしょ」(Rさん)

「悪いから 僕やるね」(Rさん)

「これから 朝の会を始めます」

「皆さん 立ちましょう」

流れを覚えていたので スムーズに会が流れる

子ども達全員が Rさんと心を一つにして 会に臨んでいた


今日のめあてを書くミニ黒板

【今日のめあて】

クラスの子ども達から出た意見をすり合わせて 日直が決める

「先生 僕 Hさんが言っためあてがいいと思う」

(うんうん 体育のことだね)

「先生 Hさんが言ったこと そのまま黒板に書いた方がいいよ」
(そうだね)
(書く場所が限られるから ミニ黒板に入る言葉にまとめるね)

「今日のめあては 1組と体育をがんばりましょう です」

「めあてに向かって がんばりましょう」

朝の会の後

「先生 僕 頑張ったよ」

(うんうん! 落ち着いて言えたね)

1時間目の体育

Rさんが苦手意識をもっている教科

「やりたくないけれど まあ 一緒に行こうかな。。」

(うんうん!一緒に行こう!)

年度末までの短い期間だけれど

「やってみたい」

「やってみよう」

子どもの心を温める機会を創っていきたい。。



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