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闇から脱出したキッカケは 自分のために本を読みたいと思ったこと

【闇は脱出できる】
20年前、
離婚し実家に戻ったものの
生まれて間もない子を抱えて
私は、どのように生きていけばいいのか?
また、父親のいない環境で
子どもを育てるという想像ができなかった。

不安な毎日だった。

何より、親の勝手な事情で
子どもの戸籍が変わってしまうことや、
父親と引き離して良いのか…
母親としても、女としても 人としても
自信が全くなく、心身共にボロボロ。


そして
今までの自分を振り返ると
自分の人生を変えるのは私自身ではなく
【他の誰か】に頼っていたことに気づいた。

自分のことながら愕然とした。

心の傷を【他の誰か】に埋めてもらうのは
卒業する決心をした。
卒業と言えば聞こえがいいが、
もう懲りたというのが正直なところだ。

傷を自分のチカラで癒すのは時間がかかる。
私は 自分の満たされない気持ちを
【他の誰か】【モノ】で埋めていたので
尚更、時間もかかるし 
何をすれば、癒されるのか?
辛い状況から脱出できるのか?
わからなかった。


そんな私にとって
人生を変えるキッカケは何だったのか?
思い出してみた。
【久しぶりに、自分のために自分が読みたいと思った本を読んでみよう】
と、ふと思ったことだった。

ネットなどで情報を
得ることができなかったので、
目について気になった本を購入する。

当時、心の神経を抜くことで
私の心を守っていたので、
喜怒哀楽を感じにくくなっていた。
味覚も鈍くなっていた。
特に、幼かった頃は感じたままに
【笑顔】になれたけど、
いつの間にか【笑顔】が引きつっていた。

自分のための最初の本は
【笑顔】のつくりかたという本だった。

生き方・在り方の色んな本も購入した。
何度も読み、その都度 マーカーで線を引く。
これらの本は、もう手元にないが
本の持つチカラって 本当に大きいと思う。
感謝の気持ちでいっぱいだ。

本を読みながら
⭐️自分との対話
⭐️⬆️感じたことを母に話す
⭐️自分を知ること
自問自答を繰り返しながら
少しずつ、自己治癒されていった。

日々の感じたことを話したり、
どこかに出かけたり買い物に行くなど
楽しいことは 母と過ごしていた。

一年たったころ 私の中で変化があった。
母と話して ふと出た言葉は
「一緒に食事をしたり出かけたりする
オトコ友達がいてもいいかな」だった。
自分で言って、自分でビックリした。

《当時、31才で子供もいての離婚だったので、
女としてもう終わりだと思っていた。
(今は31歳って若いと思ってるが、当時、自分はオバサンだと思っていた。ましてバツイチ子持ちだし)》

男子の友達が欲しいなーという軽ーい気持ち。
オンナ友達だけでも充分いいが、
見聞を広げるという意味での オトコ友達。

それを聞いた母が
「いいじゃない◯◯ちゃん。まだまだ若いんだし」といった。
母の「いいじゃない」は、
肯定してもらい うれしい。
だけど、「まだまだ若いんだし」は、
ピンとこなかった。

【願いを言葉にすると叶う】なんて、
当時は知らなかったが
間もなくして 今の主人と再会したのだ。

20年前は、想像も出来なかった
幸せな世界が、今 広がっている。

真っ暗なトンネルに入っても必ず出口がある。
乗り越えられない試練は来ない。

もし今、辛い想いを抱えているとしても
いつかそれはギフトに変わる。

「変わる覚悟」
「自分が幸せになる覚悟」
自分にアンテナを立てて行動する。

朝起きたら 自分に100点あげる
好きな食べ物を心から味わう
心が満たされる場所に足を運ぶ
メイクをしながら 自分を愛しむ
お風呂に入りながら自分を愛でる
夜寝る前に 今日一日に感謝を捧げる

さぁ 自分を喜ばせよう
幸せになるのではなく 
幸せは、感じるもの。
幸せを感じる 私にありがとう。
幸せを感じる世界にありがとう。



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