インドアな夏休み
夏休みは、長い休みを使っての勉強や、普段と違う経験ができる。
今年は、うちの上の子にとっては大学受験の年なので塾で勉強漬け、下の子は中学に入って初めての夏休みで、部活もあり忙しく過ごしている。
下の子は、早めに宿題を終わらせるタイプだけど、まだサポートを必要としているので、仕事と夕食の後や休みの日に社会科や理科、作文の課題を見守り、早めに終わらせることができた。
下の子とは、映画を一緒に観にいったり、かき氷を一緒に食べに行ったり、夏休みの間に私の職場を見学に行った。
上の子とは、他県の大学のオープンキャンパスやデ・キリコ展などに一緒に行った。
仕事をしていても、子どもたちの学校がない期間に少し休みを取ったりして、今年の夏は一緒にいる時間を少し長くとれた。
今年の夏は、暑すぎたこともあり、海や山、川には行かなかった。子どもたちも大きくなって、だんだんと、必要な体験活動が変わってきて、子離れしつつあるのだと思う。
子どもたちが塾や部活で忙しい時間に、大学時代の友達4人でランチをした。近況や昔話、子育てや仕事の悩みなどを言い合って、スッキリした気持ちになった。
夕食の後などの隙間時間に、伊吹有喜さんの本『ミッドナイト・バス』、『雲を紡ぐ』、『犬がいた季節』と『カンパニー』を読む。どの本も読み終わると優しく温かい気持ちになった。
一度として同じ夏はない。私なりに、夏を無駄なく過ごせたと思う。