【一人旅】2023.04 星野リゾート・リゾナーレ小浜島3日目
仕事で疲れ果てている自分へのご褒美ということで、ちょっとリッチな大人の癒し旅にやってきました。
星野リゾート・リゾナーレ小浜島に2泊3日の滞在中ですが、あっという間に3日目となりこの旅行も最終日。
チェックアウト後はレンタルサイクルで小浜島を巡ります。
▶︎チェックアウトの朝も優雅に
ニャーオ!
という何かの鳴き声で目が覚めた。
鳴き声を聞くのはこれが初めてじゃなくて、滞在中どこへ行っても「ニャーオ!」と聞こえてくる。
野良猫でもいるのかなと思って外に出てみたのですが何も居ない…
そしてまた聞こえてくる「ニャーオ!」
姿は見えないので、声の主を探しながらちょっと敷地内を一周。
静かなラグーンはずっと眺めていられる。
今日もじっとり暑く、午後に雨予報です。
風がちょっと強いから雲が流れて晴れてくれないかな…。
部屋に戻って、お風呂も入り納め。
明るく広いバスルームは本当に癒しだった。
バスソルトは昨日作っておいたやつ。
ハーブは日替わりのようで、この日はバラやローズマリーでした。
さて。お風呂に入ってる時にGoogle先生に「小浜島 猫 鳴き声」というクエリーで聞いてみたら、ニャーオ!の正体は孔雀とのこと。孔雀!?そんな鳴き声なの?
ちなみに私の地元には野性の雉がいるので、小浜島もそういう感じなのかなと思ったら…
観賞用に持ち込んだ孔雀が脱走して野生化し、島内で繁殖しているのだとか。駆除活動も行われているそう。
そっちの感じかぁ…
「観賞用に孔雀」というセンスが悪いのはさておき、外来種を持ち込んで管理し損なったツケで駆除されることになる孔雀も「解せぬ」と思ってるに違いない。
午後からサイクリングしたときに姿が見れないかな。
▶︎名残惜しい朝食ビュッフェ
本日も朝食はレストラン棟の「OoliOoli」で。
謎のマイルールでビュッフェはいつも和食から食べますが、今日は黒糖フレンチトーストを何個食べることができるかという戦いなので迷うことなく最初からフレンチトーストを食べる。まず2個。
そのあと和食。
お気に入りのアーサのお味噌汁と出汁巻き。
しっかり納豆と海苔で白米を食べることも忘れてはならない。
前日とメニューが少しだけ変わっていた気がして、郷土料理の人参シリシリとかもありました。
この時点でそこそこ満腹なので欲張らずに帰るか…と思っていたそのとき。
突然降り出すスコール。
大粒の雨が激しく降り注ぎ、しばらくは帰れそうにない。
つまり…
3個目。
この黒糖フレンチトースト本当に美味しくて美味しくて…
クリームのっけて黒蜜ときな粉かけたらもう神の食べ物よ。
石垣島来たとき食欲なかったのが嘘みたいだ。嘘だったのかもしれない。
滞在中、めちゃめちゃ食べた。
▶︎チェックアウト
朝食の後にフロントで事前精算。
滞在中に「支払いは部屋付け」という悪い言葉を覚えて部屋付けしまくっていたのだけど違う意味でびっくりする金額 (安かったという意味で)
精算済みの印としてルームキーに貝殻をつけてもらう。
なんかかわいい。
このルームキーに使われている木製のキーホルダーはフロントの売店で買えます。
種類はヤギだけじゃなくてマンタもいましたので記念にぜひ。
キーホルダーは使わないので買わなかったけど、星野リゾート小浜島オリジナルのお菓子で黒糖がけの胡桃やナッツなどを購入。
お友達にあげるのにちょうど良い。
あとは小浜島名産品のもずく。
チョコがけコーヒー豆も好きなのでそれも買ってみる。
普通のコーヒー豆もあれば買いたかったな。
▶︎レンタルサイクル
11:00まではパッキングに追われてお部屋で過ごして、そのあとはフロントに荷物を預けてレンタルサイクルへ。
チェックアウト後もリゾートのサービスが受けられるのが嬉しいところ。
電動自転車に乗るのは波照間島以来かな。
リゾートスタッフのお姉さんいわく「鍵はありませんが、盗まれたことは今まで一度もないです(ニッコリ)」だそうです。
わたしもニッコリ。
行き先はこの2つ。
・マンタ展望台
・トゥマールビーチ
ヘルメットを着用してレッツゴー!
▶︎マンタ展望台へ
リゾナーレの場所からマンタ展望台までは自転車で20分弱。
リゾートの敷地がとんでもなく広く、進んでも進んでもリゾナーレ。
で、ようやく敷地を抜けたと思ったら迷った。
どこ此処?
牧場の脇道を進んだら干潟っぽいところに出た。
行き止まりである。
磯の生き物とか干潟の生き物大好きなので、許されるならここで長靴履いてタモ持って生き物観察したい。
けど2時間レンタルであまり時間がないので、自転車を方向転換して進みます。
途中でバナナを発見。
片道20分を甘く見てたけど、坂も多いので結構遠く感じる。
やっと降り坂になり、
なんとか到着。
大きいとは聞いていたけど、思ってる3倍は大きかった。
空に向かって泳ぎ出しそうなマンタ。
奥に見える山々は西表島。
疲れすぎて語彙力が「大きいな」しか無かったのですが、曇っていたこともあり特に何ってないので展望台に登ることもなく5分くらいで離脱。
途中、ちょっと寄り道してカトレ展望台の方へ。
マンタ展望台よりもこっちから見る景色の方が好きかも。
水平線上で色が黒くなってる部分はマンタウェイで有名なヨナラ水道だろうか。
いつかヨナラ水道でダイビングしてみたいですが、その前に西表島へ行けたら良いなと思ってます。
来年行けるかな〜サガリバナの時期に。
あと西表島の星野リゾートにも黒糖フレンチトーストがあるらしいし。それは食べに行かないと。
ここで1時間くらい。
残りあと1時間しかないので、カトレ展望台までは行かずに引き返してもう一つの目的地へ向かいます。
▶︎トゥマールビーチ
マンタ展望台からトゥマールビーチまでも自転車で18分。
島の反対から反対まで20分もかからない小さな島ですが、字面だとそう思うだけで実際に自転車で横断するとなかなか距離がある罠。
トゥマールビーチに到着。
ここは3年前に訪れて、小浜島にまた来たいと思った決めてのビーチ。
砂浜の綺麗さと、透き通った波の穏やかさが本当に癒しだった。
が、
曇ってるとどうも雰囲気違うねぇ…。
写ってないですが (写さない画角で撮ったので)めちゃくちゃゴミだらけでした。
あまりにも思い出とかけ離れた様子がショッキング。
ゴミといっても人工物だけでなく海藻のようなものも流れ着いてるので、そう思うとリゾナーレのプライベートビーチの美しさがいかに努力の賜物かを実感する。
ショックとか言って私はゴミ拾いしていくわけでもないので、勝手にやってきて感想を述べて帰るだけの自分勝手な旅行者です。
でもビーチクリーンアップがあれば参加してみたいな。
帰りに小浜島で一番有名であろう観光スポットのシュガーロードを通過。
朝のNHK連続小説ドラマ「ちゅらさん」の撮影に使われていた場所です。
そんな感じでリゾナーレに戻り、ちょうど2時間弱で行きたいところに回れました。
あまりのんびりはできなかったのと集落などには行かなかったので、もっと細かく回るなら4時間レンタルがおすすめです。
フロントでもらった地図を見ると他にもおすすめスポットがあるようなので、レンタルサイクルするなら半日はあったほうが小浜島を満喫できるかもかも。
▶︎小浜島~石垣島へ
帰りも小浜港までバスで送迎。
最後まで至れり尽くせりでありがとうございました。
フェリーを待っている間、ターミナルの売店を覗いてお土産を買い足す。
分かりきってることなんだけど、リゾナーレの売店で買うより安いです。
それは承知の上で買ったし。
ただ思いのほか安く売っていた(=リゾナーレの売店がかなり割高だった)ので、ちょっとだけこのヤロウ!という気持ちにはなった。
帰りの船からうっすら宿泊していたヴィラが見えました。
ばいばい小浜島。
また来るね。次はお天気よろしく頼むね。
▶︎いしがき島 星ノ海プラネタリウム
石垣港に着いたのは絶妙な時間で、遊びに行くには足りないし空港に向かうにはちょっと早い時間。
そんなにお腹も空いてなかったし、ちょっと売店でも見て時間潰そうかと思ってたらプラネタリウムが開いてる!
いつ来ても閉まってるので私の中では潰れてる疑惑があったのですが開いてる!!営業してる!
ちょうど「うりずんと若夏の夜」という南十字星などの春の星座を題材にしたプログラムが上映していたので、速攻でチケットを購入。
小さなプラネタリウムでしたが、施設も綺麗でほっと一息つけました。
全編生解説で、琉球の神話などと合わせて星にまつわる話を紹介してもらえます。アロマの香りで良い匂いもする。
お天気恵まれなくて凹んていたので慰められた。
旅行中少し疲れた方や、離島ターミナルでちょっとした空き時間がある方はぜひ。
▶︎帰路へ
そうして空港へ。
入り口の看板のとこ、初めて人がいないときに遭遇したのでちゃっかり写真を撮る。
大きいシャコガイも撮る。
また今回もシャコガイ食べれぬまま帰ることになります。
次は絶対食べてやるんだから。
空港では特にお土産は買わず。
搭乗まで1時間ほど時間もあったのでちょっと遅めのお昼兼、早めの晩御飯。
お腹も満たされ、さぁ飛行機へ…という時にお見送りと言わんばかりに晴れだした空。
小浜島いたときは青空なんて少しも見えなかったのに!なぜなのか!
3泊4日あっという間で、本当に楽しくて夢のような時間でした。
ただいつも通り天気に弄ばれたのが本当に悔しくて悔しくて、悔しすぎて「覚えてろよ!」という捨て台詞を吐いて飛行機に乗り込むのでした。
そんな旅の終わりです。
飛行機から綺麗な夕日が見えた。
最後に、費用やお土産、持ち物など纏めたいと思います。
もう少しだけお付き合いください。
続く。
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