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Word is Over - たまいす(feat. eia.)



[Credit]

たまいす
Vocal : eia.
Guitar : 水野谷怜
Bass : シヲダコウキ
Drums : なるしま
Other all instruments : たまいす
Recording & Mixing : プッチー
Movie : ギンクル
Photo : Keishi

以上の豪華なメンバーに恵まれ、制作、投稿することが出来ました。

僕自身のこだわりがかなりあったため、リテイク等も多くお願いしてしまいましたが、それぞれ個性を出しつつ楽曲を生かすという最も良い所に落とし込めました。


今回、初めて自分以外の人と自分の作品を作るということを経験し、個人的には非常に勉強になる部分も多くありました。

ボーカルのeia.さんに歌詞の完成版をお渡ししたのがレコーディングの二日前(三日前だったかも)になり、レコーディング自体の時間も多くはありませんでしたが最高の歌が録れました。メロディもすごく高く、正直厳しいかなと思っていましたが、しっかり歌いこなせていて、すごいなと思いました...。あまりキーチェンジはしたくないタイプなのでとても助かりました。

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(ボーカルレコーディング。マイクはノイマンU87Aiですか?分かりませんが...)


ギターの怜さんは以前より、いつかお願いしたいなと考えていたギタリストでした。今回はちょうどロック系で怜さんの技量が光るのではないかと思い、依頼させていただきました。元々、ギターは自分で弾いてしまおうかと考えていたのですが、折角だし...と思い、依頼させて頂きました。頂いた音源を聴き、やはりギタリストは違うなと改めて感じました。細かいニュアンス、フレーズ、ソロだけでなくバッキングの熱量、全てが想像以上でした。

ベースのシヲダ君は個人的にはファンク系が得意分野なんだろうなと思っているのですが、今回ロック系の楽曲を弾いて頂いて正直驚きました。縦のラインがしっかり見えているベースラインで、これは僕が弾いても絶対に出せなかったベースラインでしたので、お願いして正解だったなと思いました。僕自身ベーシストなので、自分で弾いてしまえばいいのですが、こういった化学反応的なことがあるので依頼させていただくのも面白いなと改めて感じました。

ドラムは生で録るのが初めてだったので、すごくおもしろかったです。生のドラムの質感、熱量は打ち込みでは出せないものなので、今回一番レコーディングにこだわっています。マイキングもスタジオの関係上、本数が限られ、さらにスネアやタム類のチューニングもこだわって頂いたので時間がかかりましたが、とても良いものが録れていると思います。僕が「もう少しこういう音に出来ますか?」と聞くと、すぐさま対応してくれて、結果として、納得のいく音で録れました。なるしま君は独特なグルーヴ感を持っているような気がしていて、それが良い感じに楽曲にも出てきているのではないかと思います。2Bのフィル、最高。

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(チューニングするなるしま君)


レコーディング、ミキシング担当のプッチーは僕には分からないスタジオ業務(特にPro Tools操作やスタジオの機材セッティング)を理解しているので、頼もしい限りでした。スタジオの分からない事を聞けたり出来て満足です。また、ミックスもかなりあーだこーだ言わせていただき(うるさいと思われてると思うくらい)、各楽器がしっかりと活きたミックスになったと思います。昨今の音源はニュアンスや生々しさといったものを整えてしまう傾向にありますが、今回は"荒らさ"も欲しかったので各楽器がよく聴こえるというのは、そういったものの1つの要因になると思います。マスタリングについてはプッチーに軽くしてもらった後にたまいすがイコライジングとダイナミクスの調整をしました。ちなみにマスタリングのリファレンスはLost my music(神前さんのdawnのもの)です。あのアルバムのミックス、マスタリング神がかってますね。プッチー君、長時間ありがとうございました。

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(なにかやってるプッチー)


動画制作をして頂いたのはギンクルさんです。以前よりギンクルさんの楽曲にギターのレコーディングで参加させて頂いております。今回、初めて自分の楽曲をちゃんと世に出すことを考えたときに、動画は非常に重要な要因だと考えていたので、信頼のおける方が良いなと考え、ギンクルさんにお願いしました。やはり、想像以上のものを作っていただけたので、初めてみたときはPCの前でニヤついていました...。僕の要望も汲んでいただけて、ギンクルさんらしさもあり、とても良い映像作品になりました。何かよく分からないのですが、ギンクルさん独特の空気感というか、作風がある気がします。文字の出し方なのかな?色使い?個性溢れててとてもよかったです。

写真担当はKeishi君です。以前見せてもらった写真が僕の好みに刺さるもので、さらに写真に対する熱量もすごくある人だと感じていたので、お願いして間違いないだろうと思いました。音楽に使う写真を撮るのは初めてだったとのことで、僕の楽曲に対する思いなどをお話し、こういったテーマ性があると良いなということを伝えたら、見事に楽曲のストーリー性を汲んだ写真を撮ってくれました。写真の質感(専門用語あるのかな)もすごく良く。伝わると良いな、このテーマ...。

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(あまりアップに出来なかった方の写真。こちらもとても良い。オーダーを上手く捉えてくれました。)

本当に多くの方の力をお借りして出来たこの楽曲、大切にしていきたいです。


今日はこの辺で!

また次の曲もよろしくお願いします~

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