『恋、オレンジ』ギンクルさん
前回参加させていただいた"あの夏"に引き続き、ギターのアレンジとレコーディングで参加させていただきました!
この楽曲はギターリードのイントロで、フレーズはギンクルさんから頂いたデモを踏まえてアレンジさせていただきました。
ギンクルさんのnoteはこちら!楽曲に関する思いの丈がつづられており、改めて参加させて頂けたことを嬉しく思いました。
今回はギターのレコーディングを生アンプで録りました!非常に良い音で録れました。爆音で鳴らすことで録れるフィードバックも良い感じに入れて頂きました。
レコーディングエンジニアは大学の先輩の滝沢さんです。マイキングやマイクのチョイスなどを手伝っていただきました!
ギターはバッキングはほとんどストラト、イントロのフレーズはレスポールで弾いた記憶があります。
メインで使用したFender Twin Reverb 68 custom
Marshall 1959 SLPも少しだけ使っています。
今回せっかくの生アンプでのレコーディングだったため歪みペダル二つとワウペダルを導入しました。
今後はこのペダルたちを宅録でも積極的に使っていきたいと思っています。
特にARCHERはお気に入りです。
秋の楽曲なのでマーシャル系の尖った音よりはフェンダー系の暖かみのある音の方が雰囲気が出るように思ったので今回はツインリバーブをメインに使ってみました。
やはり、アンプで録った方が解像度も高く、ローの出方やハイのなめらかさがアナログ特有の感じがあるように思います。
あまりに違うので、今はアンシミュで満足できなくなってしまいました...
前回同様に転回系について考えたり、スケールアウトするコードはなぜそのチョイスなのか、どのトーンをより響かせたいのかなどを前回よりもうまく考えられるようになりました。私自身が曲を書く人であり、その活動の中で得られた経験などがこういった他の方の楽曲で生かせることは非常に嬉しいですね。
奏法で言うと、”あの夏”で入れたワウが非常に好評だったため、折角なのでEVH氏のシグネチャーワウを導入しました。このワウは以前から非常にサウンドが気に入っていたため購入したのですが、店員さんから「亡くなられたからですか?」と聞かれ、逆張りオタクの僕は少しモヤっとしました。でも非常に良いペダルですし買ってよかったと思います。見た目もイカしてるし...
また、僕はチョーキング大好き芸人なので(くどくなり過ぎない程度に)当然のようにチョーキングを盛り込みました。ここで毎回恒例(二回目)、リテイク来るかなと思った攻めポイントです。アウトロ直前のチョーキング、これはレコーディング中にアドリブで入れたフレーズなのですが一番決まったなと思いつつ、ここに入れたら若干邪魔になるかな?どうかな?という心的戦争がありました。しかし本当にジャマなら消してもらえるだろうと思い、突っ込みました。ロックですね。ちなみに二番目にリテイクあるかなと思ったのは2サビ直前のヘッドピーンでした。
今回はギターをメインにしたいというオーダーがあったため、今回は生アンプでのレコーディング、フレーズ、音色などをロック寄りにはしてみました。しかしロックに寄りすぎると秋感や恋心的なものが崩れるかと考えていたのでいい塩梅のところに落とし込みました。私も魂込めて演奏しています。音楽に大切なのはパッションですから。
作品を多くの人に届けられる、心を動かす一因になれていたら幸いです。
楽曲配信も11/24に予定されていますのでそちらでもぜひ楽曲を楽しんでいただければと思います!
それでは今回はこれくらいで!