Kodak GOLD200を再現するLightroomプリセット
まえがき
Lightroomのプリセットは1枚の写真に対して1つだけを使うことが一般的です。しかしLightroomのマスク機能を応用すると、プリセットを一度に複数を重ねがけして使うことができます。
本プリセットはこちらのマスク形式をとっており、プリセットの重ねがけが可能となっています。
マスク形式のメリットは、異なるプリセットを混ぜ合わせることによって手軽に複雑な現像を行えることです。
今回はこちらの形式で特定のシーンに絞ったプリセットパックの開発に乗り出しました。第一弾としてKodak GOLD200のプリセットパックを公開します。
各プリセットのご紹介
今回はKodak GOLD200を題した8つのプリセットをセットにしています。
下記はそれぞれ単一で適用した画像となります。
使い方
0.本記事よりzipファイルをDLし、展開したxmpファイルをLightroomへ読み込んでください。
プリセット適用方法(PC&モバイル)
1.まずはプロファイルを確認しましょう。今回作成したプリセットは「Adobeカラー」または「Adobe標準」での現像を想定したものとなっております。(こちらはあくまで推奨設定であり、絶対ではありません。もしお好みのプロファイルがございましたらそちらをお使いください。)
2.お好きなプリセットを適用します。この際に各プリセットの適用量を変更できます。
3.適用後、マスクの情報を確認すると現在適用されているプリセットを確認できます。こちらから適用量を調節することも可能です。
4.写真に合わせて編集ページで露出やコントラストなど微調整を行なって仕上げます。
適用例
下記画像は上記の8種類のプリセットを組み合わせて現像したものとなります。(今回はあえて露出やコントラストなど編集ページを一切変更していない、”プリセット適用のみ"の現像となります。)
それぞれのプリセットの適応量は0〜200。現実的には0〜100ほどの幅での調整になるかと思いますが、それでも組み合わせは1京以上になります。(101の8乗)
このプリセットの強みは他のプリセットとの組み合わせも容易なことです。一般的なカラープリセットだけを使っていて何か物足りなさを感じた時、このプリセットを重ねがけすることで、新しい表現へのヒントを見出せるかもしれないと思っています。
解説動画
こちらのプリセットパックを活用することで、あなた好みのkodak GOLD200プリセット作りの一助となれば幸いです。
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