SIGMA fpの最強にミニマルなストラップを作りました。

まえがき

SIGMA fpを買って約2週間が経ちました。
この間、主にスナップカメラとして使いながらfpのミニマルセットアップを追究することに夢中になっています。

前回の記事では超小型SSDを取り付けることによるミニマルRAW動画セットアップを紹介しました。

そして次に追求したのはストラップ。私はレザーストラップを好んで使っているのですが、最近は小さいめのショルダーバッグにカメラを入れて持ち運ぶことが多いため、ネックストラップは他の荷物に引っかかったりかさばったりという悩みを抱えていました。そんな中、とあるアイデアに行き着きました。

本題

今回ご紹介するのはフィンガーストラップ「LOOP S」

取り付けるとこんな感じです。

三脚ネジによってfpの三脚穴に直接取り付ける仕組みです。（グリップなしでも取り付け可能。またFX3にも取り付け可。）

使用感

サイズ感はキツすぎず、ゆるすぎず、私の手にはちょうど良いです。
三脚ネジでしっかり締め付けるので、ストラップの位置と角度は締め付ける際に自分で調整し、固定して使用する形となります。指の動きにはレザーのしなやかさで対応する感じです。

人差し指に通すスタイル

中指スタイル（私のお気に入り）

ポイント

使っている金具は取り付けるための三脚ネジだけで、三脚穴以外にボディに金具が触れることはないのでカメラ本体を傷つけてしまう心配が少ないところです。

一枚革で高級感があり素材には約2mmと分厚い栃木レザーを使用しているので、使い込むほどに経年変化を楽しめます。

指を通した状態で手を離してもそこまで不安定さは感じられず、ボディを落とす心配をそれなりに解消する確保できる安心感があります。

きっかけ

理想のカメラストラップを探し続けているとある日、ほぼ同等の仕組みを持つフィンガーストラップに出会いました。
こちらの購入を最初は検討していました。しかしながら現時点ではどこのECサイトを見ても在庫がなく入手が難しいことが分かりました。

また、デザイン面で自分の理想に近づくためには追究の余地があると感じ、自分で形にすることを決めました。

しかし当時の自分はレザークラフトの経験が皆無だったので、まずはダンボールで試作を作るところから始めて、ネット記事など複数の資料を読み漁り必要な知識や道具をかき集めました。

プロトタイプ制作の様子

そうして研究を重ねた結果、出来上がったのがこちらのストラップとなります。

これからの展望

こちらにつきましては調整が完了し、販売に向けて準備を進めております。

その後、リストストラップやネックストラップを同様にシンプルでミニマルなストラップとして制作〜販売を予定しています。

ミニマルで洗練された道具を愛する方に響くよう、日々研究を重ねてまいります。noteやXで状況や進捗も発信していきたいと考えているので、チェックしていただけますと幸いです。

お知らせ

この度、LOOP Sを4月17日(水)16時から4月末までクラウドファンディングで先行販売を実施することが決定いたしました。

「カメラの落下防止のためストラップをつけたいけど、カバンに入れたとき嵩張るのが気になる」

「カメラのシンプルなアクセサリーがなかなか見つからない」

前までの私と同じ悩みを持つ方々へ届けられるよう本プロジェクトを発足いたしました。先着で最大27％オフでご購入いただけます。

CAMPFIREでは本記事よりもさらに詳細にLOOP Sについての情報を記載しておりますのでお確かめいただけますと幸いです。

そして、

本製品を皮切りに、人と物をより深く繋げる製品を生み出し続けていくために、カメラアクセサリーを中心とした製品開発を行う「adapt」ブランドを展開します。

慣れない道具も使っていくうちに体の一部のようになっていくことがあります。そのように人と物を繋げていくのは豊かな体験の積み重ねであると私は考えています。

ユーザーの体の一部となれるような愛らしさを持つ新しい製品をお届けできるよう、日々研究と発信を重ねてまいります。

そのためにも一定以上の売り上げを通じて製品の開発を加速させたいと考えています。

新ブランド「adapt」につきまして、CAMPFIREでは長期的な運営・開発速度の向上のためのご支援プランをご用意しています。ブランドポリシーにご賛同いただける方はご支援いただけると大変励みになります。どうぞご検討のほどよろしくお願いいたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！

※本記事は無料記事です。下記は投げ銭用です。収益は全て執筆にまつわる諸費用に使用いたします。