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山形続編②最終回 秋田・象潟温泉と古四王神社、元滝伏流水 フラワーオブライフの謎

玉簾の滝から北上する前に、お昼は酒田まで戻り、蕎麦屋へ行きました。
山菜の天ぷらがサクサクしていて、程よい苦みに舌鼓!

海老や蕎麦などは、喉が詰まりそうであまり食べれない。
何故かSaoriが持参してくれたおかきは安心して食べれたので、それで空腹をつなぐ。


この日お世話になったのは、たつみ寛洋ホテル。
6帖部屋を予約していましたが、前日の宿で窮屈だと感じたので、事前に電話して広いお部屋に変更をお願いしました。

失礼ながら全く期待していませんでしたが、10帖の和室にベッドが置かれているお部屋はとても綺麗で使いやすく、民家の屋根越しにはなりますが鳥海山が見えて、いい意味で裏切られました!

心地よくなるように、自分たちにできることはやる。
ダメ元でもやる。
やってよかった!と身にしみました。

そして温泉も。
石風呂(象潟温泉)と古代檜風呂(光明石温泉)の二種類の温泉。

長湯はしていないのに、何故か2人共湯当たりしてしまい、脱衣所で座り込む。
濃くて、いいお湯だった印象です。

料理自慢のお宿なので、食事付きをオススメします。
私たちは、地元の人が集まるような居酒屋に行ってみたい思いで、素泊まりにしました。

新鮮な魚介に、評判も良さそうだった港町の居酒屋でワクワクしながら料理を待つ。
突き出しは山菜の煮物で美味しかったように思います。
肝心な料理はというと、残念。
こんなに繁盛してるのに、なぜ。。。
既に結構な品数を注文してしまっていました。

そして、私はまた喉を詰まらせました。
今回は立ち上がる余裕さえない。

Saoriはここでもまた、大きな思いやりと愛情を持って、支えてくれました。

心から感謝です🙏


店を出て、夜風に当たりながらホテルに戻らずに少し散歩することにしました。

気になる小路を入っていく。

月明かりに照らされる大待雪草かスズラン水仙
可憐で美しい

神社がいくつか点在しているこの地域。
ひときわ気になる神社がありましたが、奥が真っ暗闇で怖すぎたので明日の朝、散歩することにして部屋に戻り。。。。

翌朝

朝日を浴びてきらめくスギナ

昨晩、真っ暗闇の中にあった神社は古四王神社といいました。
看板を読んでいると、犬の散歩をしていたお爺さんが、必ず参るようにと話してきたのでお参りすると。。。

斎藤一人さんの千社札が拝殿に貼られていました。
千社札は時折、有名な神社仏閣で見かける参拝を行った記念として貼る名前の書かれている物です。
なぜこんな小さな神社に来たのだろう。
私たちみたいに、夜の散歩でふと気になって朝に来たのだろうか。。。なんて想像する。

さて、最終日はどこへ向かうか。
鳥海山を眺めに展望台へ行くか、
ブナの原生林での散策が楽しめる獅子ヶ鼻湿原へ行くか。。。

ベッドに横になりながら、昨日撮った写真を眺めていた。

はて、この写真にうつっている光はなんだろう。
水しぶきが太陽を反射したものだろうが。

光の玉が重なり合う模様はどこかで見たことがある。

Saoriの写真にはもっとはっきり写っている

2016年。胸に写った影が乳がんかどうか、検査の結果待ちで不安だった私を気分転換にと長野の友人が招いてくれ、軽井沢のカフェを訪れた時、そこに置いてあった分厚い紫色の本の表紙にこんな模様が書かれていた。
確か名前はフラワーなんちゃら。

何故か腹から沸き立つものを感じて興奮し、気づけば叫んでいる。

『Saoriちゃん、これ!!フラワーなんちゃら!』

「何それ?」

画像を検索する。

神聖幾何学フラワーオブライフ

種から→木が育ち→花が咲き→実をつけ→また種に戻るという生命の無限のサイクルを表します。
この生命のサイクルは当たり前のようで、当たり前ではなく、自然の神秘。全ての瞬間が奇跡に満ちているのです。

フラワーオブライフは神社仏閣でも見られます。
例えば狛犬が握っている珠に描かれていることもあれば、七星陣も。。。。

そういえば、先ほど参拝した古四王神社。
何となく気になり見上げた鳥居に、一風変わった模様が彫られてあるなと思っていましたが、あれが七星陣。◯の中に✡があり、そこに小さな●がいくつかあった。

七星陣は別名六芒星。
イスラエルではダビデの星と言われ、古代イスラエル文明のシンボルです。

情報のダウンロードが多すぎて、処理できないのでここでストップ。

この時は、阿部さんに言われた「大丈夫。死なないから。」と、玉簾の滝で見せていただいたフラワーオブライフに、
【命】というキーワードをいただき、自分がその奇跡のサイクルの中に生きているんだという事実を有り難く受け止めました。


あの日から2年という月日が経ち、現在2024年。
今、Saoriが毎日見ている虹の光はフラワーオブライフの形だそうだ。
改めてフラワーオブライフについて調べてみると、こんなものが出てきた。

軽井沢でみた本はこれだったんじゃないか

【本当の自分を思い出す】
【新人類の到来の可能性の扉を開く】
【古代からの叡智】
【新たな意識】

ここに来て、納得。
生命の神秘、叡智のエネルギーは毎日休むことなく私たちに降り注ぎ続け、準備の出来た人はそれに気づいて受け取ったエネルギーを生かして生きているということだろう。

それが虹の戦士Saori。

私には光を目視で確認できる段階はもう少し先。
まだまだ取り払わなけれないけない枠を自覚している。
現状は叡智を受けとり、それを言語化し、エネルギーを感じ、生かせるようになってきているように思います。


写真で優しい雰囲気だった、元滝伏流水へ向かいました。

日本海沿岸にそびえ立つ鳥海山は、海からの湿った空気が山肌を吹きあげ、多い年は年間12000ミリ以上の雨や雪を降らせます。
「元滝伏流水」は、鳥海山に染み込んだ水が長い歳月をかけ、幅約30mの岩肌一帯から一日5万トンもの水が湧き出している滝です。
一年中枯れることのない水は、幾筋の線となって流れ落ちて、豊かな苔を育み、苔岩にはじけ飛んで美しいしずくの軌跡を描きます。この白い水と緑の苔が大変きれいな滝で、心が癒されます。 

にかほ観光案内より
駐車場から滝へ向かう道
既に美しい
森の中に流れるせせらぎ
愛らしい

ベンチに座り、とどめなく流れ落ちる水をしばし眺める。

はぁぁ〜

自然と呼吸が深くなる。

余計な力が抜けていく。

鳥海山の伏流水、是非飲みたいと思い駐車場の自動販売機で買おうとするとお金を入れても反応しない。
チッ!何でやねんとかなんとか言いながら、何回も繰り返す。
喉が乾いてくる。
小さな注意書きがありました。
『道の駅で販売しています』

紛らわしいわ〜!(笑)

ということで、道の駅 象潟ねむの丘へ向かいました。

絶景!左を向けば海、右を向けば鳥海山が眺められます。
なんと贅沢なのでしょう。

こちらに座って、美味しい空気と景色を楽しみながら、きゅうりを食べました。

何でこんなところできゅうり🥒なのかは別として、時間はかかったけれど、何かを食べ終えられたのは何日ぶりだろうか。

感動しました!!

ありがとう、山形(秋田)!

ありがとう、鳥海山!

ありがとう、たま友!

次回は絶対に、浮気心を出さずに一途な愛を貫き、たわら屋さんで中華そばを、鶴岡では八方寿司で最高のお寿司と大将の笑顔をいただきます!



愛をこめて
たまひろ

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