手術当日3
麻酔科医から
眠くなる薬を点滴に入れるか
ときかれたので、
入れてもらった
うつらうつらする程度とも言っていた。
寒い旨をつたえて
毛布をかけてもらった
衝立をされて
自分からは
医師の動きなどは
見えない。
麻酔が聞いていて
下半身がぬいぐるみのように
膨らんでいるような感覚。
切られているのはわからないが
引っ張られているような感覚があったので
それなのかなと思う。
医師は3人がかりで
そのうち1人に指導しながら
進められていった。
麻酔科医に続いて
またか、と思った。
指で沿って行って
脂肪がどうの、腹筋がどうの
と言っていた気がする。
薬の影響でぼーっとしていたら
縫合やカテーテルの挿入まで
終わったらしく、
数人がかりでベットに移され
また裸眼のぼやけた視界のなか
病室に戻ってきた。
少し緊張したが
腰椎麻酔や
手術中の痛みは
そんなになく、安堵した。
この後の方が
辛いことを知らずに…
つづく
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