60点の出来で、とりあえずあげてみる
仕事の極意的な感じでよくいう、
『100点のものより、6割程度で一度ぶつける』。
本当にその通りだなぁと感じています。
PT以外のお仕事や活動では、以前よりかなり実感しておりましたが、本日、PTでも同じやないか〜っと思った出来事がありました。
本日、新たに1名お子さんを担当することになったのですが、そのお子さんのリハオーダー、まさかの呼吸リハ。
(リハビリにも色々種類があって、呼吸リハは、排痰促したり呼吸のお手伝いをしたりするリハビリ)
実は私、いっちゃん呼吸リハが苦手でして。笑
呼吸リハってね、まーーー難しいんですよ。
というのも、初っ端の評価から難易度高め。
聴診、視診、触診はあったり前のように出来ないとだし、そもそも、肺とか呼吸器の解剖を理解していないとチンプンカンプンだし。
そいでもって、治療となると、手技な部分がかなり多いので、センスや経験値が必須。
まだまだここに書ききれないほどの要素があるんですよね。
(だからこそ呼吸のお子さんを頂いたときには、自らの成長も感じられるのですが。笑)
兎にも角にも、呼吸リハに関しては特に、まだまだ1人では手に負えないことが多いのです。
以前にも呼吸のお子さんを担当させていただいたのですが、その時はもうね、惨敗ですよ。笑
自分に惨敗。
あんなのリハビリっていわない、いわない。
あれでお金頂いてるのが申し訳ないくらいのリハでした。
それでいうと今日は、評価や手技に関してはまだまだなものの、冒頭で出したように
6割の出来でいいから、ぶつけてみる
ができたので、お子さんにとっても私にとっても、かなり良い方向に進んだと感じています。
以前は、
*まだ評価ちゃんと出来てないしなぁ…。
*自分の中でも噛み砕ききれてないし…。
というような、100%じゃないと相談できない自分がいました。
どーにも病院でPTやってる時の私は、完璧主義が出るんですよね。
(おそらく、命が関わっているし、人生左右させる影響力があると心得ているから)
だから、どうしても相談が遅くなり、その子にとって効果的なリハビリができなくなる。
さらに、その遅さに比例して特大ブーメランが上司からとんでくる。
まさしく悪循環。
今日に至っては、
自分の中でごっちゃごちゃだったけど、とにかく早く相談することができました。
結果、最高。
私にとっても、その子にとっても、最高の結果だったのです。
医療の分野は関係ないとかではないんですね。
うんうん。
どの世界でも、おんなじ。
明日もその子の退院を少しでも早くできるように、リハビリしてきます!
皆さん、今日も1日お疲れさまでした🍀
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