少しずつ、わかってきた。
いつぞえか、ピンクやオレンジ色に包まれたリハビリにしたいという所感を記しました。
その時の文章がこれ。
↓↓
今も、根っこは変わりません。
が、1つ気づいたことがあります。
それは、
入院している子どもたちは治療をするために来ている。
ということです。
当然じゃん!!と思ったそこのあなた。
一旦最後まで読んでください。
治療といえど、人それぞれ違います。
その治療がマイナスのものを0にするのか、
0のものを維持したいのか等、様々です。
みんな、
今よりも良くしたくて、
悪化させたくなくてきている。
私たち医療者の使命は、その思いに最大限に応えることです。
入職から今まで、私は子どもたちのその瞬間の気もちだけを見ていました。
心だけしか見えていなかったのです。
視野が狭かった。
その瞬間は楽しくても、長い目で見て、
『あの時のリハをもう少し頑張ってればよかった』
なんて思ったら、それはもうこちらの責任です。
その子の人生に少しの時間でも関わったなら、
関わっている時間だけでも、責任を持ちたいと私は思います。
「こども」という凄く短くて貴重な時間を、
その子はこれから続く長い未来のために捧げているのです。
だからこそ、ただ「明るい」だけのリハビリではPT失格。
それなりの結果(成果)を、その子が捧げてくれている時間の対価として授けなければなりません。
こんな大切なことに今気が付けてよかった。
明日からも頑張ります。