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人生ほんとに上手くできてる

ご存知の方も多いかと思いますが、世の中には『ハインリッヒの法則』というものがあります。

内容としては、
「1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件の怪我に至らない事故がある」というもの。

1:29:300の法則とも呼ばれているようです。


医療従事者にとって、この法則は
学生時代も働き始めてからもよく聞くもので、
共に歩いているものの一つです。


なぜ、ハインリッヒの話を出したかと言うと、
本日私自身がインシデントを起こしたからです。
(患者さんを守りきれなかった。)

正直焦りましたし、もしこの出来事が原因で悪化していたらどうしよう…。とグルグルなっております。
(先ほど仕事が終わって、最後のリハの子で起こしちゃったのでね、、ついさっきの出来事なのです…。)

ですが、ここでグルグルなっていても起こしてしまったことはもう変えられません。

次にどう活かしていくか。がとても大切なのです。
ハインリッヒの法則も真髄はそこにあります。


起きてしまった事は変えられない。より重大なものが起こらないように、原因を精査し改善策を練る。


私がいる医療の世界は、1つのミスが1人の人生を左右する世界です。
こちら側の裁量で、少しの「まぁいっか」で、1人の人生が決まることもある。

ある種恐ろしい世界です。

私が今回起こした事は、幸い、命には直結しませんでした。

ただ、本人の心には残る出来事ですし、痛みも伴ったため今後の恐怖心等にもつながる可能性だってあります。

治療期間だって伸びるかもしれない。


考え出したらキリがないくらいです。


『少し、気が緩んできてないか?』
と神からの思し召しのような気がします。

今後大きなことを起こさないように、との導き。


今日はしっかりと「なぜ起こったのか」を振り返り、明日以降に繋げていきます。

更なるグレードアップへ繋げます。


皆さん、今日も1日お疲れさまでした🍀

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