今日二度寝した時に見た夢が怖かった話
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山奥にある私の実家。
そこで起きたとても恐ろしい事件─
中学生時代の友人3人を呼びつけ、4人でこっくりさんのような遊びをする事になった。
八分目くらいまで水を張った大きな紙コップに4人で手を置き、何かに呼びかける。
それが事件の始まりだった。
4人で笑いながら喋っていたところ、水が急に黒く染まり、友人2人の声が聞こえなくなった。
ふと紙コップから目を離し、顔を上げると2人の姿はなく、残された友人と顔を見合わせ、紙コップに目を向けてギョッとした。
何者かの手が2つ、その中に入っていたのだ。
胃の奥が急に冷える感覚がした。
その後、残された友人と話し合い家を探し回ることになったが、2人の友人は見つからなかった。
それどころか、奇妙な事が起こり始める…。
探している途中、実家にあるはずのない謎の絵画が壁に5枚かけられているのを見つけた。
しかも、そのどれもが有名であろうホラー映画の主役を飾る者たちだった。
(一瞬動いた…?まさか、気のせいか。)と自分に言い聞かせて再び歩き始めた。
戻って来て残された友人と合流した時、遂に事件が起きる。
格好はホラー映画「Halloween」のマイケルのような、顔はゾンビのように爛れた大きな男がナイフを持ってこちらに向かってきた。
友人と私は走って逃げ出した。
それからの家の様子は異様だった。
大きな金魚が空中に浮いていたり、更には鎌を持った死神のような者が2人も増え、それからも必死に逃げ回った。
道中に友人と話し合った結果、2つのとある推測を立てた。
1つは、2人の友人はここでは無い異世界に飛ばされてしまった、という説。
もう1つは、残された友人と私の2人が異世界に飛ばされてしまった、という説。
この2つである。
ぶっ飛んだ説ではあるが、既に説明のつかない事態が次々と起きている。
妄想だと言われてもそうとしか考えられない出来事だった。
もしそのいずれかの説が正しいとして、友人に連絡を取るのが危険を伴うのではないか、或いは繋がらないのではないかという結論に行き着いた。
幸いにも友人も私も現代における文明の利器であるスマホを持っていたが、自分の身を守るのに必死で使う余裕すらなかった。
しばらく立ち止まり、連絡を取るべきか悩んでいるとまたあの大男がやって来てしまった。
結局連絡をする間もなく自分の身を守るために走り出した。
逃げ惑う最中に友人とはぐれてしまい、また絵画のかかった場所を通りかかった。
その瞬間、絵画の中の者たちが中から出てきてこちらへ向かってくる。
一気に走り抜け、再び逃亡劇が始まった。
それももうすぐ終わると知らずに。
家の中や外をぐるぐる走り続けたが、2人の友人は見つからず、残された友人とも再会出来ず、走り続けていたが、辿り着いた先は行き止りだった。
まずいと思い振り返ったが、もう遅かった。
既に奴らに取り囲まれていた。
(あぁ、こんな所で終わってしまうのか。)
諦めて死を悟った瞬間…
目が覚めた。
朝を告げる陽の光が部屋に差し込んでいた。
全ては夢だったのである。
胸を撫で下ろし、この衝撃的な夢を記録に残さなくてはと思ったのである。
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とにかくカオスでホラー要素のある夢でした。
それを少し小説風に書いてみました。
夢日記はあまり良くないらしいのでやりませんが、今回の夢はあまり見ないタイプの夢だったのと、リアルな恐怖と緊迫感があったのでつい書き残してしまいました。