おじいからの手紙

私の占いの師匠こと、おじい。

とても不思議な人で、だいたいいつもひょうひょうとしてた。でも大切なことをたくさん伝えてくれた人でした。

実はおじいはとっても筆まめな人で、占いについて勉強してはたくさん文章を書いていましたし、手紙もたくさん書いていました。占った人から届いたお礼のお手紙には必ずお返事を書いていたりと、本当に気づいたら何か書いている人でした。(メモ魔でもあった)

そして私もたくさんおじいから手紙をもらいました。

おじいからの言葉は漫画の中でもたくさん書いてきましたが、でもまだまだ書ききれない言葉があったりします。

そんなおじいからの言葉を、私がよく言われていた言葉や、手紙の中から少しづつ書いていきたいなと思います。(今回のもよーく言われた言葉でした。人と比べてばかりの私に呆れつつ、比較する時間は人生には必要ない時間だといつも言ってくれていました。)

おじいからの手紙が届いたような感覚で読んでいただけたら嬉しいです。

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まーた人と比べて落ち込んどるんかの？

自分なんてとか、あの人はいいなとか、比較してもなんの意味もありゃせんよ。そんなのはキリがないしの。お前さんはそんなことずっとやりたいのかの？

よく言うじゃろ『人は人、自分は自分』って・・・・

なーんてな思わんでええんよ。人も自分もだいたい同じじゃ。たいして変わらん。みんなだいたい同じ、そう思った方がラクじゃろ？

同じ人間なんじゃから悩んだり凹んだりみんなしとるもんよ。しかも意外とくだらんことで悩んだりしとるんよ、これが。だからの、表面だけ見て比べて落ち込む必要なんかありゃーせんのよ。そんな時間、人生の中では必要ない時間じゃよ。無駄な時間っちゅーやつじゃな。そんな時間あったら自分を喜ばすことに時間使いんさい。

それにの、特別な人間なんかこの世におらん。

だいたいみんな特別じゃから。この世に一人しかおらんのじゃから、スペシャルなんじゃよ。生まれた時から。

特別なのが当たり前。

だからみーんな、だいたい一緒じゃ、たいして変わらん。おんなじ人間。

にょほほー。

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