宇宙杯みんなの俳句大会への参加と今の気持ち
こんにちは。さてさて、みんなの俳句大会の募集が始まりました。(トップ画は僕の宝物。かりんさんに描いていただいた宇宙を楽しむたまごまる)
僕もこの二句を投稿致します。
死に場所はそこでええんか石鹸玉
振り向きて歩んだ段の多さ知り
投句した句は下の記事にも掲載されていきます。
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今回投稿した二句は、今の僕の心情が色濃く反映されています。
僕は今、停滞と挑戦の狭間に立っています。
とてつもなく幸福な環境に身を置いているにも関わらず心が叫ぶのです。
今のままでいいのか、と。
何にも本気で挑戦していない現状があります。かといって何かに挑戦しているのが良いのかと言われるとそれも違う。挑戦などせずとも幸せなのだから。
それでも心は叫ぶのです。
「死に場所はそこでええんか」
と。
得体の知れない焦りみたいなのもあります。
しかしこの前清水寺に行った時に、これでいいんだと思ったのです。
清水寺に通じる道は坂道になっていたり、階段になっていたりします。
そんな清水寺に通じる坂を妻と二人で楽しく登り、疲れたので休憩しました。
ふと来た道を見た時に、
「気づかなったけど、こんなに階段を登ってきていたんだ」
ってことに気づいたのです。
その時の心情を
振り向きて歩んだ段の多さ知り
と詠みました。(この句だけでは春らしさは無いと思いますが、春の京都旅で感じたことなので春の句とさせてください。そしてこれは川柳なのかもしれませんが、一句目とセットにしたいのでご了承くださいませ)
僕は本当に盲目です。歩いていたら前しか見えていません。それで全然進めてないや、とか、もっと急いで登らなきゃって、本当に度々なります。
でも僕だって確実に一歩ずつ段を登っているのです。
創作大賞にだって擦りもしませんでした。でも僕の書いた小説に感動した、とか、サポートまで送ってくださった人が何名かいました。僕が創ったものでです。
そのことを僕は絶対忘れてはいけないのです。
今回の創作大賞で一番残念だったのは、結果を知って、涙を流す程に悔しがれなかったことです。
そこまで悔しがれなかったことが悔しかった。
だから来年はせめて悔し涙を流せる程の作品にはしてみせる。
挑戦に燃える日もある。
挑戦を疎ましく思う日もある。
相反してるし、矛盾してる。
でもそれでいいんだ。
矛盾の無秩序を進んだ先に僕の死に場所があるんだ、絶対に。
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございます。