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白杯に参加してみたら、白杯は参加すべき杯だった。

こんばんは。普段から仲良くしてくれている白さんが、何やら面白い企画を始めていました。その名も

白杯『みんなの俳句大会』

俳句を作ったことが無い人でも参加しやすいような雰囲気作りに注力してくださっているあたりが、さすが白さん。

これなら素人の僕でも参加できそうだ、と思ったので参加してみました。

では詠みます!参ります!



一句目

秋の夜の赤灯籠や音を帯びて

僕が勤めているホテルの近くには赤灯籠が道沿いに並んでいます。そしてその奥では秋の虫が鳴いています。この赤灯籠と虫の音のコラボにいつも秋を感じて癒されているので、それを頑張って俳句にしてみました。音はネと読んで欲しいですが、オトと読んでくれても大丈夫です。

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ニ句目

二種類の月見バーガーふたり暮らし

僕は現在妻と2人暮らしです。1人の時との違いは、どんなことも2倍楽しめることです。月見バーガーを食べる、という些細なことですら2人だと倍楽しい。そして月見バーガーは僕らにとって秋の訪れを最も感じさせてくれる身近な存在。それを俳句にしてみました。


三句目

閉鎖街随所に山や燕帰す

通勤の際、駐車場から職場まで10分ほど歩くのですが、その道中に、燕が居なくなった巣がありまして。鳴かなくなった巣の真下には山となった糞が堆積していました。その様子を見て、確かに夏にはここに燕が居たこと、そして今はもう燕はいないことを感じました。このことを通じて、ああ、季節も秋へと移り変わっているんだな、と強く感じたので俳句にしてみました。



俳句に挑戦してみて良かったこと

何事も挑戦してみるものだと思いました。今回俳句に初挑戦してみた感想は、

なんて楽しいんだ!

でした。

小説を考える時よりも、自然の一つ一つにより注目できた気がしています。

俳句を詠むことを日常に組み入れられれば、自然をより愛することができるんだろうな、と感じました。

自然を愛せると、人をより愛せる。だから昔から俳句はみんなに親しまれてきたんだということもわかりました。

そして俳句を詠むにあたって有名な俳句や、本に掲載された俳句を、訳もわからず見ていたら美しいなって思える句が何個もありました。改めて日本語の美しさを実感できました。

こうやって白杯は、自然や日本語に改めて注目する機会を与えてくれたのです。

こういうことを知るきっかけを下さった白さん、そして企画運営の皆様本当にありがとうございました。

俳句の種を探しに行くことを『吟行』と呼ぶらしいですね。

近々、吟行しに外に繰り出してみようと思います。

終わり


#白杯応募


ここまで読んでいただきありがとうございます。