仕事辞めたい同志に捧ぐ
ひっさしぶりに仕事辞めたくなったんですが、そんな時に考えたのが、じゃあなんで仕事頑張ってるんだっけ?でした。
そしてその答えはシンプルで妻の願いを叶えたいから仕事頑張ってる、でした。
仕事を辞めたくなった日の夜、妻にこう尋ねてみました。
「もし無限にお金があったら何したい?」
なんでこんな事聞いたかって言うと、働く動機づけのヒントにしたかったからです。
妻は沢山返答してくれました。
「推しのライブに全部応募して、旅行も含めて全国周りたい」
とか
「今よりちょっと良い食べ物、良い服が欲しい」
とか
「今よりカッコいい車に乗りたい」
とかとかです。
極端な質問だったけど、妻が今何を欲しいのか見えてきて、僕の働く理由も見えて来ました。
◇
しんどい時って仕事を辞める理由ばかりが頭の中を満たしてしまいます。
だけど冷静になれば、辞める理由と同じくらい働きたい理由も沢山見つかりました。
こうやって働きたい理由がどれだけあっても、辞めたいと思ってしまう日はまた訪れてしまうと思います。
そんな日は、そんな気分な日もあるよね、と自分の負の感情とちゃんと向き合っていきます。
そしてもし僕と同じように辞めたいと働きたいの間で感情が彷徨ってしまっている人に伝えたい。
「辞める選択肢も沢山あるからこそ、悩むよね。辞めたほうが幸せになりそうな気もしちゃうよね。先の先まで考えて余計な心配してネガティブになっちゃうときもあるよね。けどそれでも辞めたくないってことは、働きたい理由もそれだけ沢山あるってことかもしれないね。だからまだもうちょい働いてみようかなって選択したなら、余計なこと考えずに一日一日を進んでいこう。仕事の手を抜くって選択肢もあるけど、仕事しだしたら手を抜くことなく頑張ってしまうからさ、それだったらせめてあまり遠くの事まで考えずにやっていこう。んで没頭はしすぎないように。気をつけてても没頭しすぎて視野狭くなるからさ、そんな時はネガティブにもなりやすいから一旦深呼吸して。周りには素敵な人たちも沢山いるからその人たちを信じてさ。あとあれも覚えとこう。自分が考えている不安の大半はやってこない、ってやつね。九割の不安はやってこないらしいから、その事を知っておくだけでも気持ち楽になるよ。んで大切にしたい人の存在を忘れないで。辛いときに救ってくれる人の存在、音楽の存在を忘れないで」
なにかが切れて辞めたいと思った直後、職場のおばちゃんが
「風邪ひいたら駄目やからこれでも舐めとき」
って言って飴くれた。
店内のBGMではヒゲダンが、頑張りすぎちゃうけど、頑張りすぎんなよ、って歌で伝えてくれた。
辛い時もあるけど、こうやって必ずといっていい程誰かが救ってくれる。
だから僕は今は辞めない。