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無愛想、愛が無いとは限らない

こんばんは。

つい先日、車から異音が発したので、とりあえずオートバックスにて点検を行ってもらいました。

そこで担当してくれた整備士のおっちゃん、それはそれは無愛想で。

一切営業スマイルとやらをせず、淡々と。

「あーこれはエンジンを冷やすファンの留め具が緩んでるせいで、ガタガタ音が鳴ってるな。もう少し詳しく見てみるから待合室で待っててくれ。」

この間一度も笑顔を見せない。

待合室で数分待っていたら、すぐに呼び出されて。

車のところに戻ると、車は持ち上げられていて、下から覗ける状態に。

無愛想おっちゃんはなおも淡々と。

「フロント部分留めてるネジも全部取れてしまってるな。うちでも仮留めできるけど、どうする?」

僕はいきつけの整備工場があったので、ネジ留めは断りました。

「じゃあこれで点検終わりだな。」

最後までノースマイルを貫くおっちゃん。

僕は点検してくれた点検代金を支払おうと財布に手をかける。

そこで無愛想おっちゃんはこう言った

「何もしてないから金はいらねーよ。」


ズキューーン!!

ハート撃ち抜かれたり。

無愛想な感じで印象悪めにしておいて

からの

男気に溢れる言葉で客を虜にする。

あのおっちゃん、ギャップ使いの仙人に違いない。

そうやって無愛想を振る舞って

「は?車よりお前のほうが好きに決まってんだろ」

とか言ってきたに違いない。


無愛想であっても、愛が無いわけじゃない。

人それぞれの愛情表現があるのだなあ、と感じた出来事でした。

今度、僕もあえての無愛想

からの優しい言葉を使ってみようかな。

そして結局修理代で10万単位のお金が飛んでいったとさ。トホホ

終わり





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宝積たまる
ここまで読んでいただきありがとうございます。