【Splatoon3】#20 「強いポジション」を4分類で考える
お久しぶりです!たまごまごです(*´▽`*)
半年くらい記事を書いてませんでしたね…みなさんいかがお過ごしでしょうか?何度かアップデートも入り、ブキステもかなり追加されたりして、スプラもリアルも色々と変化があったかもしれませんね。
今回は、「ポジション」について考えていきたいと思います。
実はたまごまごは、「ポジション」という考え方がちょっぴり苦手です( ;∀;)
ルール考察とかは大好きなのに、ステージ研究とか面倒がってしまうんですよね…
そんな自分の反省も込め、書きながら色々、考えてみようと思います。
ポジションは、「絶対⇔相対」と「有利⇔重要」の2軸で考える
いわゆる「強いポジション」という言葉を考えた時に、「強い」を「絶対⇔相対」と「有利(不利)⇔重要(不要)」という2つの軸に分けるとよいかもしれません。
「絶対」は、状況にあまり寄らず、比較的常に強いポジションのこと。
チャーポジなどがわかりやすい例ですね。
一方、「相対」は、状況によって、一時的に強くなるポジションのこと。
例えば、敵と味方が戦っている場合、敵に対して三角形の位置を取ると、自分はやられずに、カバーしやすくなります。これは、その瞬間にだけ「強くなる」ポジションというか、立ち位置ですよね。
続いて、「有利」とは、相手との対面や塗り合いなどの行動において、有利に動けるポジションのこと。”一方的”とも言い換えられるかもしれません。
例えば、「相手より高い」などはこちらが一方的に射程を押し付けて撃てる有利な条件。また、ローラーやブラスターなどは、崖下が”一方的にキルできる”ポジションですよね。他にも「塗り状況」「障害物」なんかも重要ですね。
一方、「重要」とは、主にルール関与やある状況下において、そのポジションを取らないと前線が上がらない(打開や負け筋潰し)、もしくはそのポジションを取ると大きくカウントが進む、といったポジションです。
例えば、キンメエリアの「右下」は、敵インクまみれになりやすく、常に「有利」とは言い難いですが、誰かが行かないと打開が難しい「重要」なポジションです。
また、マテガイエリアの抑えで言えば、敵の「右高台」を抑えられた場合、一気にカウントが進む、抑えの「重要」ポジションです。
4分類についての注意
まず、大事なことは、この分類はお互い被ることもあります。
例えば、マテガイの相手右高台は、「カウントを稼ぐ(勝ち筋を掴む)」ために『重要』でありながら、「相手よりも高いポジション」であるため、『有利』でもあります。
どちらも満たすからこそ、より強固な「強ポジ」な訳ですね。
また、例えばローラーのキンメの敵高台の右下は、下からバシャバシャ出来る「絶対・有利ポジション」と言っていいと思いますが、じゃあ打開で味方がリスポーンに居る時に最速で右下におりて、じっくり敵高を見ていたらどうでしょうか?
…敵は来ず、味方は3vs4を押し付けられ、もしくは下から敵に狙われてあっさりデス…、といい結果にはならなさそうですよね。
つまり、「絶対」というのは、「”比較的”、試合を通して『有利』/『重要』」ということであり、「とりあえずそこに行けば勝てる」という意味ではないです。
厳密に言うなら全部「相対的に有利・重要」なんだけど、そうであるタイミングが割と長めだったり、他と比べて突出して有利だから、「絶対」とみなしていいかな?、みたいなノリで考えて下さい。
研究するなら「絶対」ポジション
試合外でさんぽなどをして研究するなら、「絶対」ポジションの方が良いと思います。相対ポジションは、試合の流れの中でしかわからないので、立ち回りなど、もう少し別の視点が必要になります。
最初は、例でだしたマテガイ右高台のように、「重要」かつ「有利」という2条件を満たすポジションを探しましょう。こうしたポジションは、youtubeなどで調べても出てきますね。
前述の通り僕も全然研究してないですが、慣れてくるとそのブキやサブスぺ、編成、キャラコンなどを活かした独自の「重要」ポジション、「有利」ポジションを見つけ出せるのだと思います。…やらなきゃ_(:3」∠)_
「絶対ポジション」を試合に向けてシミュレーションをする
絶対ポジションを見つけるだけだと、実践で役立ちません。
実際に試合に向けてシミュレーションまでやっておけると良いと思います。
シミュレーションでするべきことは、2つ。
①絶対ポジションで起き得る出来事と、それに対する対応をシミュレーションしておく
②他の絶対ポジションに移る条件を考えておく
①絶対ポジションで起き得る出来事と、それに対する対応をシミュレーションしておく、については、例えば
・台上を敵がどのように動くか?
・そのポジションから届く位置はどこまでか?
・高台にいて、ロングが爆風を当ててきそうな場合にはどうするか?
・ボールドや52などが詰めてきた時はどうするか?
・ボムが転がってきたときはどうするか?
・ジェッパやウルショが飛んできた場合はどうするか?
などですね。
いつも立つポジションだからこそ、そして強くて出来れば退きたくはないポジションだからこそ、色んなパターンを想定して対応策を考えておきましょう。
②他の絶対ポジションに移る条件を考えておく、についても重要です。前述の通り、ここでの”絶対”とは「比較的いつでも強い」でしかないので、状況にそぐわない強ポジに居ても無駄死にしたり、本当はもっと稼げたカウントを稼げなかったりします。
そうしたことが無いように、どういった条件になったらポジションを移動するか決めておきましょう。
実戦では、「絶対ポジション」と「相対ポジション」のバランスを考える
実践では、より状況に即した「相対ポジション」がここに混ざってきます。
・味方をカバーするためにはいつもよりズレてここに立った方が良い
・カウントを稼ぐために、いつもの絶対ポジションよりも一瞬前に出たい
・あと少しでカウントリードだから、死んでも良いからヤグラに乗りたい
・いつもはここあまり強くないけど、ヘイトが寄ってるから使えそう
etc…
「相対ポジション」の幅は本当に無限にあります。
ただ、常に「相対ポジション」ばかりを狙っていると、立ち位置が不安定になってしまったり、立ち回りが不調な時に大崩れしやすくなります。
これらのバランスを考えて、実戦では、状況に合わせて繋ぎ合わせては、「ここはこっちの方が良かったな~」と反省していくのが良いのだろうと思います。
まとめ
・「強い」ポジションは、「絶対⇔相対」と「有利⇔重要」の2軸に分けられる。
・「絶対」は、状況にあまり寄らず、比較的常に強いポジションのこと。
・「相対」は、状況によって、一時的に強くなるポジションのこと。
・「有利」は、相手との対面や塗り合いなどの行動において、有利に動ける(もしくは相手に動かれる)ポジションのこと。”一方的”とも言い換えられる。
・「重要」は、主にルール関与やある状況下において、そのポジションを取らないと前線が上がらない(打開や負け筋潰し)、もしくはそのポジションを取ると大きくカウントが進む、といったポジション。
・事前研究では、「絶対ポジション」を研究してシミュレーションし、実戦では、状況に合わせて「絶対ポジション」「相対ポジション」を繋ぎ合わせていく。
以上、たまごまごでした。皆さんよいスプラライフを~(*´▽`*)