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スクフェス沖縄2024day2

ありがとうございます、玉子寿司です。
今回は前回に引き続きスクフェス沖縄2024day2の模様をお届けします。
まだ前回の記事を見ていない方はぜひそちらからみるとより状況が飲み込みやすいかなと思います。


この記事を読んでわかること

ワークショップの雰囲気

スクフェス沖縄全体の雰囲気

想定読者

スクフェス沖縄に参加してみたい方

スクフェス沖縄に参加した方

本編

オープニング

day2もいわむーさんからの導入。
day2から参加かつスクフェス初参加の方もいらっしゃって嬉しいワクワクからスタートしました。
今回は2会場ありそれぞれ楽しそうなワークショップが並んでいました。
人数制限があり、早い者勝ちということもあってどんどん付箋が貼られていきます。

それと並行してA会場では昨年同様OSTを開催しています。こっちの内容も気になったんだよなぁ。

付箋でカラオケ

午前中の私はB会場でおがさわらさんの「付箋を使ったカラオケでワイワイしましょう!」に参加させていただきました。

ワークショップの概要

詳しい開催方法はおがさわらさんのスライドにおまかせするとして、今回は2グループに分かれてカラオケして、45分経ったらメンバーを入れ替えてカラオケする流れでした。

ワークショップの雰囲気

初めの付箋書き出している時は黙々と書いていたので静かめでしたが、付箋が出揃って会話始まってからはずっとわいわいしてました。
お題も自由だったのでほんとにいろんなテーマが出てましたね。

また、カラオケの時の雰囲気がほんとうに味わえるのが不思議でした。テーマを探している時=曲を探している感じだったり、たまに訪れる謎の静寂もありました。

感想や学び

感想としてはライトなOSTな感じで気軽に気になることや話したいことをお互い聞いたり聞かれたりする楽しいかつ素早くお互いの距離が縮められるワークショップでした。
このワークショップをやっていく流れのなかでっ降りてくるテーマもあったのでうまく工夫されているんだなと感じました

個人的な学びとしては、アドリブ力を強くするにはどうしたらよいか?というテーマの時に聞いた、アドリブ(即興)力といっても実は2種類あって

  1. シンプルな即興力。それが正解なのかどうかは関係ないところが重要。

  2. すぐにうまいことできる力

ごっちゃにしがちだけど難しいのは後者の方で、前者の方はスリーシングスという手法で鍛えられるのだという話です。
あとで調べてみると、インプロという即興演劇で使われている手法だということがわかりました。

お題に対して3つのワードをリズムよく出すだけのシンプルなものだったので同じ悩みを持ってそうな方と実際やってみようと思っています。

ランチ

お昼は登壇者のさおりんさんと参加者のしまぐちさん、まつながさん、ちねんさんと大衆食堂ミッキーに行きました。斎藤丼という謎のメニューを注文しました。おそらく味噌とケチャップを混ぜたタレを和えた唐揚げみたいなやつだと思います。

さおりんさんは東京から参加されていたんですが、普段一緒にお仕事をしている沖縄在住メンバーにも声をかけてくれたらしくそれでまつながさんやちねんさんが参加してくれる運びになったようでした。おかげで県内エンジニア同士の交流も生まれました。

しつもん読書会

午後の部最初はA会場でさていさん、piroさんのしつもん読書会に参加させていただきました。

ワークショップの概要

各々が持ち寄った本について、あらかじめ用意された質問にひとつずつ答えていくことでその本の魅力や学びを短時間に得られるものでした。

ワークショップの雰囲気

読んだことない本でもいいという大胆なハードルの低さもあって何人か飛び入り参加の方もいました。
なかなか本を開くタイミングがこないので、これからどうなるんだ?という疑問がみんな浮かんでいたと思うのですが、それをおふたりがいい感じにファシリテーションしてくれたのもあって終始ゆったりとしたよい雰囲気でした。

感想や学び

読書なのに本を読まない時間の方が長く、いつ読み始めるのか?そわそわしてしまうぐらいには長いこと本を開きませんでした。そしていざ本を読むタイミングではたったの5分。
ほんとにそれ読んだことになる?って思うかもしれませんがそれが不思議で、網羅するわけではないが本の雰囲気や一部分の情報が得られました。そして人の数だけ本があるので一気に全部の本をうっすら読んだ状態になれました。

特に驚いたのは読んだことない本でもいいというところでした。実際参加されていたしまぐちさんはその場でたまたまミツカワさんから渡された本で挑んでいたんですが成立していました。
積読がそれなりにあるので今度やる時はあえて読んでない本で挑もうと思います。

ちなみにわたしの持ち込んだ本はこちらでした。

注意点として、このワークショップやると積読がが増えるとおっしゃっていたのですが間違いなくそうだなと思いました。

これは来年の運営向けですが、途中で周りの盛り上がりで声が聞こえにくい事があったのでこういうゆったり系のワークショップはB会場のようなところにした方がいいなと思いました。

スポンサーセッション

ここでおやつタイム&スポンサーセッション

アトラクタさん、ITプレナーズさん、yamanecoさんありがとうございました。

紐のワークショップ

ワークショップの概要

色のついた紐を使ってゆらしたり、絡めたり、引っ張ったりするワークショップです。
よくわかんねぇよ!って思った方、いいえ。これが全てです。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-okinawa-2024/proposal/20782

ワークショップの雰囲気

かなりの人数が参加されていました。最初はなんだこれ感が漂っていましたがペアを組んだ辺りから徐々に盛り上がってきてチームで紙皿を乗せた頃には同じ目的をもって活動していて、かなり盛り上がっていました。

感想や学び

最初に紐をヒラヒラしたりグルグルしたりしながら心の動きも気にしてみてくださいと言われた時はほんとうに何をさせられているのか分からなかったです。
それが隣の人とからめてみましょうというところから少し様子が変わってきました。
絡ませてみたり引っ張ってみたりしてるあたりから、これは人間の関係性を表しているのでは?となってきました。

相手は何をしようとしているんだろう?
自分は何をしたらいいんだろう?

この感じが人同士の関係性を表しているんだろうなと理解しました。

引っ張られたら引っ張り返す人もそのまま引っ張られる人もいるし、相手と絡ませることが積極的に交流してる感覚になったり、逆にほどきにいったほうが積極的なのか?とかずーっと何かを感じたり考えながらやっていました。
このワークショップ、なんというか答えがないようなそんな感じなんですが、紐=関係性だと見えた途端に全てが繋がっていく感覚がありました。

チームの時、一生懸命自分も貢献していると思っていたけど実際そうでもないみたいなのがわかった時は、実際仕事においてもそうなってしまってないかな?という不安も生まれたりしました。

クロージング

おわりー!

2度目のミッキー

諸々撤収作業を済ませ、本日2度目のミッキーで懇親会。
まず運営メンバーと会話しました。福岡のお好み焼きはだいぶ圧縮されているという話や、Zというハードロックライブバーがおすすめだという話を聞きました。

そのあとこばせさんに隙が出来ていたのでそちらへ移動しこばせさんと会話。昨日会ったばかりなんですがこの話しやすさはなんだろう?という気になりがありつつも楽しく会話させていただきました。

そのあとはpiroさんミツカワさんたちが合流し店の中はスクフェス終わりのメンバーが徐々に増えてきました。

私はまだまだこばせさんと話していて、運営についての話や、このイベントの感想、私が普段scrum Tokyoで動画みてて、Johnnyさんなどそれに出てる人が目の前に来ててなんだか不思議な感覚があるなど色んな話をしました。
せそこさんはずっとヤリスの乗り心地をプレゼンされていました。

途中でさおりんさんやkiroさん、Johnnyさんも合流して店の中は貸し切り状態に。

その時こばせさんがめちゃくちゃ背中を押してくれた結果、スクラムマスターで、ORSC®︎のことを学んでいるミツカワさんとORSCC®︎のJohnnyさんとさおりんさんに囲まれる会が始まりました。私がORSC®︎を学びたいと思っているがなかなかうまくいかない現状を相談させていただいて、とても貴重な経験をさせてもらいました。

名残惜しすぎた別れ

帰る時間になったので
Akiさん、さおりんさんとは握手を
こばせさんと約束を交わして店を後にしました。

帰る方向が同じだったので途中までRyoさん、Johnnyさんと一緒に歩きました。
別れ際に握手をして、また来年も来て欲しいと伝えました。
Ryoさんから「沖縄ではまたねってなんていうの?」と聞かれたのですが、そこはさすがのアドリブ力の無さ。何も出ずめっちゃ悔しい思いをしました。
※後で確認したらマタヤーサイでした

ふりかえってみる

⚠️ここから恐ろしく長い自分語りが始まります。
時間や興味や耐性のない方は引き返すことをおすすめします。

目的は達成できた

前回の記事にも書いた2つの目的については達成率280%ぐらいでした。

  1. スタッフだけど参加者としても楽しむ
    前回はめちゃくちゃ面白そうなレゴスクラムに参加できなかったのをすごい後悔していたのですが、今回はそれを踏まえて全力で参加したので達成。

  2. 普段オンライン上でお世話になっている方々や動画や記事などでこちらが一方的に存在を知っている方に声をかける
    今回、参加いただけた方でオンラインでコミュニケーションしたことある人にはちゃんと挨拶にいけました。みなさん初対面だけど初対面じゃない妙な恥ずかしさもありましたが勇気を出してあいさつできてほんとうによかったです。今回ばかりは自画自賛。

楽しみ方も様々

今回ワークショップ祭りのような内容でやってみて、色々な気づきがありました。

よかったこと

各地のスクフェスで開催されているようなワークショップを沖縄で開催・体験できたのは個人的に大きいと思いました。
沖縄在住だと、他県のスクフェスにオフライン参加するのはそれなりのハードルがあるのでワークショップいいなーって思っていたのですが、今回はそれが一堂に会した形になったのでだいぶありがたかったです。

カイゼンを考えてみてもいいかもしれないこと

圧倒的に時間と体が足りなくなりました。
ワークショップ2会場+OSTという編成でどこもかしこも魅力的なコンテンツばかりだったため気になるけど出られないものが出てきます。
セッションかつ録画がある一般的なスクフェスであれば参加できなかった方もあとで視聴して補完できるのですが、ワークショップはそれができないのが少し悩ましいです。
ただ、それだけ魅力的なものがあつまっていることはとてもありがたいことです。
それに、録画に残らないことや参加しないと得られないライブ感のようなものがスクフェス沖縄の良さである可能性も高いのでこれは一長一短かもしれません。

また、今回参加側に回って気がついたんですがワークショップやOSTを外から見てみんなが楽しんでるのを見るのもそれはそれで違った楽しみ方だったんだなとしみじみ感じました。
参加する楽しみと周りから見る楽しみ両方を得るにはちゃんと意識して予定立てないとダメですね。

全てがつながった会

私ごとで恐縮ですが去年のスクフェスから一年間、自分なりにやってみたことがありました。
まずスクフェス沖縄で色々と感化されて読書をはじめました。そもそもnoteもその一環で始めています。
その後オンライン勉強会の存在を知り、たまたま見かけた分散アジャイルのスクフェス福岡のプロポーザルを眺める会に参加してみました。

そこでミツカワさんのプロポーザル内容にえらく共感し、そこから自分のできる範囲で色んなオンライン勉強会に参加してみました。

仕事中はscrum Tokyoの動画をBGMに作業して、スクフェス大阪に沖縄サテライトから参加して、ポッドキャストも聴いてみたりして、Xも始めて、ゆるふわ輪読会にもおじゃまさせていだたいたり、スクラム祭りやスクフェス福岡の運営にも関わらせてもらえたり。

そして今回のスクフェス沖縄でオンライン上で見たり話したり影響受けたりした人と会えた上に昨年のスクフェスで紹介されて興味を持ったORSC©︎のワークショップまで参加することができて、ほんとにいろんなつながりがここで交わった感がすごくて、楽しいとか寂しいとかそういう感情が入り乱れた結果のこれでした。

もちろん偶然もたくさん含まれていると思うので、運にも恵まれた一年だったのでしょう。
あー、最高だった。

おわりに

参加者の皆さん、プロポーザルを出してくれた皆さん、スポンサーの皆さん、運営スタッフの皆さん
ほんとうにありがとうございました。
今後は私以外の方にもこういった素敵な経験をしてもらえるように精進していきます。

こんなに長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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