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プロセスワーク入門をよみました

ありがとうございます、玉子寿司です。
今回は今年の目標である2冊目、プロセスワーク入門について書いていこうと思います。

本の概要

プロセスワーク入門はアーノルド・ミンデル博士が提唱した心理学であるプロセスワークについて、ミンデル博士のお弟子さんが書いた入門書になります。入門書と言ってもプロセスワークそのものが私には難しい概念だったので読み進めていくのが大変でした。

経緯

以前も書いた通り、今年の目標一冊目だったシステム・インスパイアード・リーダーシップの考え方の一部(その多く)はプロセスワークであるというお話を伺っていたので、システム・インスパイアード・リーダーシップの内容理解を深めるために読んでみようとなりました。

感想

読み進めていて、部分部分で「なるほど!」とわかった気になれたところもありましたが、やはり全体を掴むには至りませんでした。システム・インスパイアード・リーダーシップに続きこちらも2周目確定です。以降は箇条書きでそれぞれについてあげていこうと思います。

わかったとおもっているところ

エッジ
エッジについては現状が1次プロセス、ネガティブ/ポジティブに関わらず現状から何かが変わろうとしているその先が2次プロセス。それを乗り越えようとしているちょうど今ここ。
なんとなく人生の岐路のようなものかなと認識しました。ちなみにエッジはシステムインスパイアードリーダーシップにも登場します。

反骨精神は得られるものを失っているらしい

抑圧的な批判者に立ち向かうことは、パワーや洞察の源となり得ますが、2次プロセスの体験を展開する障害になる場合もあるでしょう。その人のエネルギーがその闘いに固定されてしまい、周縁化されているロールの体験を深めることができなくなるのです。

プロセスワーク入門:批判者を回避する 168p

批判者に立ち向かうことそのものが何かの行動を起こすパワーになり得るがそこにパワーを割きすぎてしまい、他にもっと体験したり得られたはずの機会を失うことがあるよということ。つまり反骨精神で頑張るのはお勧めしないよという理解をしました。
個人的にもそういう状況で闘うのはしんどいだけだとおもっているので意識していこうと思いました。

わかりそうでわからなかったところ

今起こっている事柄はそれがポジティブだろうとネガティブだろうと変化が起ころうとして起きているものだから無理に進めようとしたり取り除こうとしたり解決しようとしてはいけない

これなんとなくわかるような気はしたんですが、一方でどう付き合っていけばよいのだろう?というところはまだ理解できていません。

相手が本当に思っていることは表面的なやり取りで生まれてくる言葉にはなかなか出ない。

この内容についてはすごくしっくりきて理解したのですが、その対策として紹介していたメタスキルや対話の仕方が結構難しくて理解できませんでした。

さっぱりわからなかったところ

ドリームランドの辺りの理解と、クライアントさんと対話していく上での引き出し方、導き方のところがかなり難しかったです。実例をあげられてはいたし、イメージしようと努めてはみたのですがなかなかうまくいきませんでした。

まとめ

コミュニケーションをしていく上で役立ちそうな理論だということはわかりましたが、本を一回読むだけではなかなか理解には至らなかったです。
システム・インスパイアード・リーダーシップの理解を深めるというところも含めて考えると本の熟読だけではなく、研修受講などもしていった方が良さそうだと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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