ふりかえり手法を試そう!#6に参加しました
ありがとうございます、玉子寿司です。
今回は以前参加したかったが都合により参加できなかったふりかえりカンファレンスと、
同じく参加したかったが都合により参加できなかったふりかえりカンファレンス2024視聴会を開催されているふりかえり実践会さんが開いていた
『ふりかえり手法を試そう!』というイベントに参加してみたのでそのレポートを書きたいと思います。
この記事を読んで得られること
イベントの雰囲気がちょっとわかる
ふりかえり手法の概要がちょっとわかる
手法を試してみてどう感じたのか?がわかる
想定読者
ふりかえり手法を試そう!ってどんなことをしているイベント?と気になっていた方
ふりかえりイベントになかなか参加できてなかった方
いつもみていただいている方
内容
ふりかえり手法を試そう!の会では
discordとmiroをつかって、ピックアップしたふりかえりの手法を参加したみんなで実際やってみようという会でした。
今回は、以下の2つが対象となっていました。
①Blokus
②クネビンフレームワーク
私はBlokusに関しては全くの初耳でしたし、クネビンフレームワークは絵面と内容なんとなーくわかってるけど実際ふりかえりで使うってどうやるんだ?という状態で臨みました。
Blokus
これはたまにおもちゃ屋さんで見かけるカラフルな陣取りゲームの名前をそのまま流用したふりかえり手法でした。
実際のふりかえり手法はというと、
テーマに沿って参加者がそれぞれの色をつけた付箋でコメントを書く。
それに対してリプライする内容が書けたらそのコメントは自分の色に変えることができる。
これを制限時間内にどんどん書いていって最終的に自分色に染め上げたやつが優勝(?)というものでした。
これ一見みたり聞いたりしただけではピンとこないかもしれないですがなんと
みんなの人の書いた内容をほぼ確定で見ることになる=見られることになるんです!
例えば日報(特にやらされ系のやつ)なんて見えるところに書かれてても人のやつなかなかみないですよね?なんなら自分のも。
それがこの手法を使うとゲーム感覚で意識せずとも周りの書いたコメントを拾うことになる。
なんと素晴らしい。
実際に参加させてもらったのですが、あいにく私はスペック不足により一枚しか書くことができませんでしたが、ゲームっぽさが非常に高くみんなどんどん人の書いたことにリプライつけて色変えてを繰り返して行くので気づいたら時間切れとなるくらい夢中になります。
クネビンフレームワーク
これは課題の分類分けに使うフレームワークで
課題の性質によって5種類に分けて考えようというものです。
どのようにふりかえりに使うかというと、チーム内のそれぞれが抱えている(見えている)課題をそれぞれの分類に置いた後にみんなでそれぞれの課題について議論(なぜそこに置いたのか?とかどちらかいうとこっちじゃない?みたいな事)をしていきます。
すると課題それぞれの解像度が上がったり、課題と解像度の認識が共通化できたりします。
なんと素晴らしい。
実際に参加させてもらった時は、『これどこに置くべきなんだ…?』が全然わからなくて困ってしまいましたが、お試しなのでとりあえずおきました。
他の参加者の方の意見でも
『まずそれぞれの分類について理解してからはじめたほうがよさそう』と、出ていたのでやる際にはそうした方が良さそうでした。
とはいえチームの課題が多い場合はこれで一旦整理する方がいいなと感じました。
ふりかえりのふりかえり
ひと通りふりかえりの手法を試した後は、今回ふりかえりしてみてどうだったか?のふりかえりがありました。
miroに思った事を書いた付箋を貼っていくシンプルなスタイル。
そしてそのあと次回予告ののち解散という流れになっていました。まだまだ話したい!という方の為の延長戦もやられていました。
感想
今回初めて参加させていただいたのですがとても参加しやすい雰囲気でした。
マイクのオンオフやdiscordへの投稿は自由だし、miroが使えても使えなくても使わなくても参加できました。
内容の方でも触れましたが私もmiroでのBlokusは全然参加ができず悔しい思いをしましたがそれでも楽しかったし参加してよかったと感じました。
ふりかえり実践会の皆様が作成された
『ふりかえりカタログ』は公開されていて何度か覗いていて、最近はそこで見かけたYOWを使って日々の日報を書いています。
カタログには無数のふりかえり手法があって、どれをどういう時にどう使えばいいのかちょっとわからないなみたいなものもあるので、このようなイベントはとてもありがたいなと感じました。
ちなみに次回はかの有名なKPTを取り上げてくれるそうです。みなさんもぜひ参加してみてください。
もちろん私も参加予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。