システム・インスパイアード・リーダーシップを読んで
ありがとうございます、玉子寿司です。
今年のインプット第一弾としてシステム・インスパイアード・リーダーシップを読みました。
実はフライングで年末から少し読み始めていたため丸々1ヶ月ぐらいかかっています。
本の概要
本書はシステム・コーチングの概念を用いて新たなリーダーシップのあり方について書かれていました。
システム・コーチングはざっくりいうと、人間に対するコーチングではなくチーム、組織などにおける人と人との関係性そのものに着目してコーチングをおこなっていくものです。
特に印象に残ったもの
第三の存在
まず人と人との関係性そのものをシステムとして捉える。そして、システムをそれぞれのメンバーとは違う第三の存在として取り扱う。
例えば、メンバーからあがってくる様々な声は個人のものとしてではなく第三の存在であるシステムそのものが上げた声として考える。
この考え方であれば、意見を言ったのが誰なのか?という概念にとらわれず客観的な視点で考えられるなと思いました。
対立は歓迎
意見の対立が起こった時、それはシステムが次へ進む(成長していく)ためのチャンスが訪れているので歓迎する。
一般的に対立はネガティブなイメージを持つと思いますが、それをシステムが成長するチャンスととらえて考えられるとポジティブなイメージを持つ事ができるので前向きに課題解決に向き合えそうだと思いました。
そしてこの対立も個人間のものではなく、第三の存在であるシステムそのものが挙げた声として考えるので客観的に検討できます。
最後に
本当はもっと重要な考えや細かい定義などいっぱいあるのですが、残念ながらまだまだ理解が及んでいません。
なので2周目、3周目と繰り返して読み、理解を深めていきたいと思います。
おまけ
今回の本は電子書籍かペーパーバックという売り方をしている本でした。ペーパーバックを購入するのが初めてだったのですが、実際手にしてみると思っていたよりも表紙の紙がやわらかくて、すぐひん曲げたり水でふやかしたりしそうでした。
そこでこのブックカバーをつけてみたら結構安心して持ち歩けるようになったのでペーパーバックを購入した際の参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。