クリーニング工場バイトの話
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係
ないからね(^_^;)
この点は、ゆめゆめ忘れないでね(^_^;)
学生時代は春休みや夏休みといった長期休暇を利用して、様々なアルバイトをしていたのだが、今回はクリーニング工場での話。
働くことになったきっかけは、いつものように求人雑誌である。
稀代の人格破綻者であり、筋金入りのコミュニケーション嫌いの俺は、
なるべく1人で黙々と出来る仕事、極力他人を会話しないで済む仕事を
選ぶようにしていた。
例えば、求人に「スタッフはみんな気さくですのでご安心下さい。」などと
書かれていたら、もうアウトである。
こっちはそんなものは求めていないし、気さくに話しかけられたら迷惑千万である。
最初は「時給870円、おしぼり工場、登戸駅からバス」の求人に応募の
電話をしたのだが「男性はとっていないんですよね」などと舐めたことを言われ撃沈。
そして仕方なしに通勤時間の多さから第2候補としていた時給820円の
クリーニング工場に電話をすると、面接に呼ばれ難なく採用となったのだ。
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