無能フリーランスwebデザイナーが締切を守るためのカスのライフハック
こんにちは、無名です。
私はめちゃくちゃ遅刻癖があって、とてもこの仕事に向いているとは思えませんが、好きな仕事なのでなんとかしがみついている感じです。
とはいえ好きなだけでは仕事として成り立ちません。きちんと締切や納期を守って仕事を回していかなくては、特にフリーランスでは食べていけません。
というわけで、遅刻癖がある私が、締切に関してお仕事で心がけていることを語りたいと思います。
具体的な提出時間は言わない
これは私の場合ですが、「10時までに提出します」と宣言しても、着手は間に合うギリギリにスタートしますし、9時50分くらいになると、もう一案浮かんだり、「今からやると時間がかかるけど、こう修正した方がもっと良くなるのでは??」と急に思いついて、10時10分とか、10時30分とかの提出になってしまいます。
なので、大体の提出時間は伝えますが、「〇月〇日〇曜日の10時くらいに提出します」とよく宣言しています。「10時頃」とかもよく使います。
そしたらちょっと前後しても、嘘はついていないのでOKです。
ちなみにこうやって宣言した場合は、少なくとも前後30分以内には提出しましょう。
そしてこれはやり過ぎると普通にお叱りをいただくことになります。気を付けましょう。
締切は夜遅い時間や土日に設定する
これはお客さんがホワイト企業の場合に効果を発揮するのですが、締切時間を22時や0時などの遅い時間、締切日なら土日などの会社がお休みの日に設定することで、ちょっと遅れて提出したとしても実質問題ない状況にします。
こうするとお客さんが見るのは翌朝だったり週明けだったりするので、30分遅れて提出したからって困らせることはありません。
ただ普通に印象は悪いと思います。
受信時間のログは残りますから、「あ、こいつまた遅れて出してんな」と当たり前に思われると思います。
こわいですね。そもそも遅れないように頑張りましょう。。
ギリギリ案件は断る
間に合わなかったらやばいような案件は、はじめから受けないようにします。特に印刷物はしゃれにならなかったりするので要注意です。
1日でデザイン作ってその日のうちに確定して、すぐにコーディングして公開……みたいなお話も、底辺フリーランスだとたまに回ってくるのですが、そういうのは断ります。
うまくいった試しがありませんし、デザインが決まらなくて結局後ほどゆっくり作り直しになることもあります。なんやねん。
そういうお話を持ってくる人は単純に仕事ができな……人が多いので、関わらない方が幸せに暮らせます。人のこと言えませんが……。
たまたま今回だけ短納期だっただけでも、こちらの制作実績が相手にマッチしていたら、1回断ったくらいで縁が切れることはありません。次回はもうちょっと納期に余裕のある案件を持ってきてくれたりもします。
ちなみに、体感的に3回くらい断るともう縁が切れます。
断る理由は、リソースがいっぱいとかそんな感じで良いです。断る勇気!
私の作業時間の感覚で言うと、デザイン作成期間に少なくとも1週間以上ある案件なら全然OKでお受けします。
自分のカレンダーには前日や早めの時間を書いておく
時計を5分早めておくみたいなやつですね。
ちなみにこの効力は持って2日です。
知らない締切を作らない
提出時間の目安は、案件をいただいた時や、修正が返ってきた瞬間に伝えます。
まずは内容だけ連絡してくれて、特にいつ提出して欲しいとかは言われないパターン、ありますよね。
本当に急いでいないパターンなら、返事は「承知〜」とかだけで問題ないかもですが、そう思って数日置いておくと、実はさりげなく急いでる場合「まだ⁉️😠」とお客さんをヤキモキさせてしまいます。
お客さんは「名もなきフリーランスなんてどうせみんな暇」だと思ってるので、メール送った瞬間着手するもんだとイメージしてる人も中にはいるんですよね。
その場合お客さんの中では
締切→今日中
になっているので、知らないうちに提出時間に遅れてしまっている事になります。
いや厳密には遅刻していないんですけど、お客さんの中で無意識にそうなっちゃってる事もあるので、無駄に待たせたりしないよう、お仕事が来た瞬間にいつ出せるか大体で良いのでお伝えして、スケジュール感をすり合わせておいた方が良いと思います。
締切のハードルは低めに設定する
たとえば、まずはFV提出→FV修正→OK出たら全体作成など、いきなりページ全体を作って初稿として提出するよりもハードルが低い締切を作ります。
こうすることで、締切一つのボリュームを減らして、自分が遅刻しづらいようにできます。さらに、早い段階で方向性を確認できるので、お互いにとって良い感じだったりします。
遅れる時は必ず連絡する
やむを得ない理由で遅刻してしまう事は誰にでもあります。
でも、連絡だけはいつでも取れるようにしておきましょう。
遅れると分かった瞬間に報告して、催促には即レスで対応するようにしておくと、優しいお客さんは多少遅刻癖があってもお付き合いを続けてくれます。
ちなみに遅れる時に、他の案件を出して言い訳するのは絶対NGです。
そんなつもり無くても、「他のお客さんが優先だよ」という空気が出ちゃいますので言わないほうが良いです。
んなもんテメーで調整しろって絶対思われます。
あくまで「あなたの仕事に集中してるけど、煮詰まっちゃって遅れます」という姿勢でいます。実際そうなのですが。
遅刻癖があるなら他にいくつ案件抱えてるとかも言わない方が良いと思います。余計な事は何も言わないのが大切ですね。
多少遅れても良いのでクオリティは死守する
私みたいな底辺フリーランスには、そもそも30分締切に遅刻したらこの世の終わりになるような仕事は来ません。
30分くらい遅れたって大丈夫です。
ただ、クオリティだけは常にベストを尽くさなくてはいけません。
遅刻するし、クオリティも微妙なデザイナーには二度と仕事は来ませんから……(>_<)
実際、お客さんにも「多少遅れても良いので、ミスなく、良いデザインを出してください」と言われる事が多いです。
なので本当に1番大事なのはクオリティなのかもしれません。
世界一じゃなくても良いので、少なくともお客さんの期待を超えるデザインは出せるように頑張っています……。
ちなみに私は半年に一回くらいガチ怒られしてます。締切は本当に守りましょう。
以上、締切を守るためのライフハック(?)でした。
いや、締切を守れなくても干されないためのライフハックかも……(・・;)
最後まで見ていただき、ありがとうございました。