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エキナカ本展 閉幕しました

「エキナカ本展」終了しました。
多くの書店が無くなっていく中、この街からも遂に書店が無くなってしまいました。当たり前の存在だった場所が消えてしまい、その存在の大きさを感じた人も多かったのではないでしょうか。

でも、この街には新しい図書館ができる計画があるそうです。どんな図書館になるのかを考えるとワクワクします。

そんないまだから「本」を通じていろんな人の話が聞けたり
ゆるりとした人との繋がりで生まれたらいいなと開催した「エキナカ本展」。

とてもありがたいことに、毎日たくさんの方が訪れてくれました。 そして、会場に置かれたノートブック「もうひとつのエキナカ本展」には ここを訪れた方による300冊もの〈誰かに読んでほしい本〉が記されました。 そして、本の紹介に留まらず、小さな子供たちから、生の大先輩の年配者の方まで 多くの人がメッセージが寄せらています。


ひとり暮らしを始めたばかりで不安だったけれど、
この空間で癒されたという人

入試直前に立ち寄り、元気を貰えたという中学生

何度も足を運んでくれ、失恋の報告までしてくれた高校生

生まれた時から育った多摩川住宅を離れる前に来れて良かったという人

ここを〈心揺さぶる あたたかな場所」〉と記してくれ、
多摩市で本の場所づくりをしようとしている人

とにかくこの空間にいるだけで気持ちがリセットされると記してくれた人


ノートブック上でいつの間にか「その本、買いました」「勉強頑張って」などのメッセージがやりとりされ、知らない誰か同士が繋がりが生まれたことがなによりも良かったなと感じています。

アナログだからこそ「エキナカ本展」でできた人と人とのの繋がり。

たった1ヶ月で古本のようになってしまった「もうひとつのエキナカ本展」。
一番読まれていたのは、このノートブックかもしれません。

またこのような企画ができる時は
タマガワ図書部として、このノートブックを展示したいなと思っています。

そして、多くの人が記してくれた
ずっとこんな場所があったらいいなということを、自分たちなりに考えて
違うカタチでも実現したいなと感じています。

本当にありがとうございました。

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