「ポッドキャスト」リモート収録のはじめ方
こんにちは。たまデザFMの@kurommyです。IT企業のアラサーデザイナー2人でたまーにデザインの話をするポッドキャスト番組をやっています。
Apple PodcastやSpotifyなどいろんなところで聴けますのでぜひ。
最近知人や友人からリモート環境で「どのように収録しているの?」と質問を受けることが多くなってきたので、#たまデザFMのリモート収録をご紹介したいと思います。
「これからポッドキャストをはじめたい」って方の参考になればと思います。
リモート収録の全体像
早速ですが、以下がたまデザFMのリモート収録の全体像です。
お互いの音声は「QuickTime」で個別に収録し、2つの録音ファイルを用意します。編集で1つの録音ファイルに変換し、「Anchor」でポッドキャスト配信をしています。今回はそれぞれの工程を簡単にご紹介していきます。
STEP0. 話すネタ決め
まず初めに、話すネタを収録前にざっくり決めてます。台本まで作ってしまうと、原稿を棒読みしてる感じが出てしまうと思ったので「今日これについて話そう」くらいのゆるふわなノリでテーマを決めています。(正直脱線することもたくさんありますw)
ネタは「notion」で管理してます。「notion」本当に便利。気ままに思いついたことを書いてます。デザインの話から雑談まで。
STEP1. 音声収録
たまデザFMの配信を始める前(コロナ禍以前)では、スマホで完結できるのでは?と思い対面で数回試し撮りをしました。が、スマホで収録すると2人の距離感や声の大きさで録音された音声がバラバラになってしまいイマイチでした。対面収録で良い方法を考えていたところ、世界が一変しリモート収録に切り替えました。(1人収録であれば、スマホ一つで十分完結できると思います。)
「zoom」、「stand.fm」会話
会話はみんな大好き「zoom」を活用しています。録音ではなく会話用なので好きなツールで良いと思います。最近は「zoom」ではなく、「stand.fm」を利用することが増えました。「stand.fm」のコラボ収録機能を使うと収録と会話が同時にできるのでとても便利です。
「stand.fm」で収録した録音データは、そのまま収録の裏側まで載せた出張版として「stand.fm」に配信しています。出張版にご興味がある方いらっしゃればこちらをどうぞ
「QuickTime」個別収録
ポッドキャスト用の音声収録は、MacbookのQuickTimeのオーディオ収録機能を活用しています。二人別々に収録し、編集で1つの音声にしています。zoomなどの録音機能も試したのですが音質がイマイチでした。お互いの音声を出来るだけ近い品質で収録するには、これが安くて美味いやり方でした。はじめの挨拶でタイミングを合わせる編集点を作っておくと、後々の編集作業が少し楽になるのでおすすめします。
マイクについて
収録するにつれて、やはり音声品質が気になり二人ともマイクを購入しました。二人の利用しているマイクを参考に貼っておきます。(私はマイク購入が遅かったので、この記事公開時点ではMacbookで音を拾ってます)
※ 時期によって品薄や値上がりしているので購入するタイミングがお気をつけください
STEP2. 編集作業
音声を収録したら、次は編集作業です。編集はGaragebandで行っています。1回の収録で30~1時間ほどの一発撮りをしてます。録音データを3~4つほどに分割して配信してます。分割だけではなく、BGM挿入、ノイズ除去、変な間や意味不明な発言の削除なども行っています。とはいえ、ここは追求すると沼なので、ある程度のところまでで。
余談ですが編集は@HirotoArakawaがメイン担当してくれてますが、最近ノイズ除去がプロっぽくなってきましたw
STEP3. 音声配信
編集作業まで完了したら、あとは配信するだけです。配信サービスは複数ありますが、私たちは「Anchor」を利用してます。
音声ファイルをアップするとRSSフィードが生成され、それをApple PodcastやSpotifyに登録するとよしなに配信してくれる、とても便利なサービスです。簡単なアナリティクスも見れるので参考にしています。
初めて配信した時に、Apple Podcastで配信されるまで2週間ほどかかりました。審査の関係で少々時間かかるようなのでお気をつけください。
ポットキャスト形式とは別に、「stand.fm」や「Voicy」、「Spoon」などスマホだけで終了から配信まで行えるとても手軽な独立系サービスもあるので自分たちに合うやり方がオススメです。
配信についてより詳しく知りたい方は以下のnoteがとても参考になりましたのでぜひご覧ください。
以上、簡単ですが「たまデザFM」のリモート収録の様子でした
特別な機材はさほど必要なく手軽に収録配信できることが音声配信の良いところだと思います。「これから配信してみようかな」と考えてる方に、収録の雰囲気が伝われば幸いです。
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おわり
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