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イモとスープ

先日、実家の両親から野菜が届きました。ゴロゴロたくさんのジャガイモと玉ねぎ、ニンニク、その他色々。

いつもジャガイモがたくさんある時にはポタージュスープをすぐにでも作りたくなるのですが、とにかく私はスープが好きで、特にポタージュスープが大好物です。

例えばレストランなどで、スープ又はサラダが選べますと言われれば確実にスープを選択するし、ごくごくたまーに食べる機会のあるフレンチなどのコースでも、私の中のハイライトはスープです。季節の野菜を使ったポタージュスープだとしたら最高で、カブのポタージュ、枝豆のポタージュ、ナスのポタージュ、ニンジンのポタージュ、ゴボウのポタージュ、様々なラインナップに毎回テンションが上がり、あっという間に飲み干してしまいます。私の中のハイライトがスープなので、もう少し飲みたかったなあ、と余韻に浸っている間に私の心を知ってか知らずか次のお料理が運ばれてくるわけです。(いや誰も知らんがな。)

もちろんその後もコース料理をたのしむわけですが、今日の中でどのお料理が一番だったかと聞かれればだいたいその日のスープ料理なのです。だったらスープだけ飲んでおけばって話なんですが、あのお腹がまだ満たされていないタイミングで食べる、少し足りないくらいの量のスープっていうのが駆け引き上手というか、きっとちょうどいいんだろうなと思っています。(そう言いつつバイキング形式のレストランではこれでもかというほどおかわりしてますが)

ちなみに子供の頃初めて食べたポタージュスープといえば母が作るコーンポタージュでした。これまた私の好物のハンバーグの日にはだいたいコーンポタージュがセットだったので、その日は私にとってご褒美のような夜ごはんです。だいたいの確率でスープをおかわりします。

時代とともにスープもバラエティに富んできて、スープ専門店までできてくる時代になろうとは。実家でのハンバーグの付け合わせもコーンからカボチャのポタージュへと進化していきました。特に今年はカボチャがたくさん採れたよ、という時には母は毎朝カボチャのポタージュを作ります。ミキサー洗うのめんどくさいやろうに。なんてことを思いつつ朝から最低でもオタマ3杯ほどの並々のカボチャスープを飲んで幸せに浸るのです。

そんなスープの思い出やエピソードを思い出しつつ、次はいつポタージュスープを作ろうかと考えています。多めに作って冷やしておいて次の日にたいらげるまでが楽しみです。帰るまでが遠足です、みたいな。

ちなみにどうでも良い話ですが(これまでもどうでも良い話、、でしたが、、、)、私はジャガイモ、というかイモが大好きです。たまにジャガイモが苦手という人に遭遇すると驚くのですが、例えばオーソドックスな家庭のカレーライスをよそうとき、姉や夫なんかはジャガイモは少なめでお肉多めが好きらしいのですが、私はお肉少なめでジャガイモはゴロゴロ入れたい派です。炭水化物の比率ときたら、です。

学生の頃、イギリスにホームステイしていた経験があるのですが、ホストマザーが毎晩作ってくれていたディナーには必ずマッシュポテトが添えられていました。あのマッシュポテトがダメだという人もいるみたいですが、私にとっては大歓迎で、毎日喜んでたいらげていました。おかげでイギリスの食事が合わないと思ったことは全くありませんでした。ポテト文化最高です。


それにしても、ただただスープとイモが好きだという話で恐縮です。私のnoteって。。

しかしながら、ただただ好きな食べ物のことだけを考えている時間というのは平和で幸せ。ですね。





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