しょうもないけど言われてめちゃくちゃ嬉しくて、2日ぐらい余韻にひたれた言葉ありますか?の話
単純に褒め言葉はそりゃ、うれしい。
可愛いとか、キレイとか、わかりやすく容姿を褒められるのは気分がいい。
人知れずこだわっているファッションのポイントに気が付きてくれたらなおいい。
例え靴下が見えなくても靴とパンツとその全ての絶妙な長さや色味をぬかりなくスタイリングしてるのを見る人が見ればわかってくれるのも最高。
アクセサリーの数とか配置のバランスに目をつけてもらえるとオーーーっとなる。
髪の毛のミリ単位の分け目の違いでかわる雰囲気にいち早く気づいてくれて褒められるとその人の美的センスに逆に感動する。
あたかもその辺ものをファッとひっかけましたみたいな抜け感があるのに自分のスタイルにしてる人がスキだ。
でも、実はそういう人はたいてい自分の究極にこだわっているポイントが必ずあったりする。
ここに書いてる人なら文章を褒めらると嬉しいと思う。
2日前、言われてうれしかった言葉があった。
ファッションとか、文書とか、外見とか、内面とかではない。
そーいうのではなくて、もっとこう、ぼんやりしていてその人の主観が大いにはいってるクセにでも確実にそれ嬉しぞーー!みたいこと。
わたしの場合はこれ
↓
小5次女からの
「ママって、マキちゃんに似てるな」
の一言。
「マキちゃんって誰やねん」
「どこのマキちゃんやねんって」まず突っ込むよねー。
わたし、最初マキちゃんが次女の新学年になって新しくできた友達かな?と思った。
その子の何かしらにわたしが似てるのをいいたいんかな?と。
次女の言うマキちゃんどこぞのマキちゃんか?
それは『天使なんかじゃない』にでてくるマキちゃんだと言うのだ。
ひぇーママが似てるですって。なんですって!!!
リボンっ娘ならみんなが大好きあの昭和のベストセラー漫画、『天使なんかじゃない』
令和を生きる次女に矢沢あいブームが到来中。
数年前になんだか無性に矢沢あいの漫画が読みたくなって、実家から矢沢あいのマンガだけを我が家に引越しさせてきた。
それを見つけてせっせと読んでる次女。
次女の矢沢あい遍歴は御覧の通り
下弦の月
↓
マリンブルーの風に抱かれて
↓
ご近所物語
↓
天使なんかじゃやない
2日まえ読み終えた『天使なんかじゃない』がすごく面白かったと大満足の次女。
「でしょーーー、面白いでしょーー」
「ママが小学生の頃それはそれは人気の漫画で女子は全員天使なんかじゃないを通過して大人になったんだから。」鼻息も荒くなる。
『天使なんかじゃない』をざっくり説明すると高校を舞台に恋だの友情だの夢だのを描いた学園ものの漫画。
んで、主人公たちの通う学校の美術の先生としてマキちゃんが登場する。
『天使なんかじゃない』をよくご存知の方はあのマキちゃんだよ。あのマキちゃんね。
マキちゃんにめちゃくちゃ似てるとその後も次女は連発。
今朝もやっぱりダメだしの似てるを頂戴した。
こんなアホみたいなことが、なぜかアホみたい嬉しくて2日もその効果が継続している。
言われた瞬間は、わざわざ主人の部屋にいって
「わたし、マキちゃんに似てるらしい」とご報告。
ちなみに主人はマキちゃんを知らない。
それどころか『天使なんかじゃない』も知らない。
なんやったら矢沢あいすら知らない。
主人はほとんど漫画も本も読まない。
唯一主人がもってる漫画はAKIRAと松本大洋のだけ。
ジャンプやヤンマガすら通過してない主人にわざわざ言いにいくほどマキちゃんに似てるはわたしの中でパワーワードなのだ。
わたしのnoteをお読みくださる優しい方々は今後はどうぞ、マキちゃんをご存じの方は頭の片隅にマキちゃんを思い浮かべてお読みくださいませ。
なんつって…
本当は知ってますよ。ええー。
マキちゃんは私を何倍も美化してることを。
小5の子どもの言葉を真に浮かれてぽわぽわしてるヤバいヤツであるのも知っている。
わざわざマキちゃんに似てるなんて言われたこと書かんでもいい。
でも書きたくなるほど嬉しかったのだから仕方ない。
そして、わたしは考えた。
自分がなにげなーく発した一言が実は相手を2日ぐらい天まで昇らせている場合があるのではないか?
お世辞とかみえみえのヨイショはお互い様に御遠慮と思うけど。
相手がそんなつもりもなくポロッとでた一言が宝物みたいに嬉しいことってある気がした。
ポロっと出てしまうぐらいやから言ってくれてた相手からしたらそれこそ本音のような気がする。
自分からでたポロっも然り。
2日ほど天にも昇るほどうれしかったマキちゃんレベルのギフトを人に贈りたいと思いつつ余韻3日目にむけてまだひたっている。
最後に矢沢あいファンを代表してこれだけは、言いいたい。
NANAって結局どうなっちゃうの?
完結をかれこれ15年待っている。