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読書力がつく指定の100冊!を読んだら本当に読書力は上がるのか?主婦と子ども3人による人体実験⑥

チャレンジ6冊目!

『歴史を考えるヒント』

日本国を考えるための新しい長い旅はこの一冊から始めるしかない

帯:井上ひさし

この1冊から始めるしかないらしい。
日本国を考える旅に出ようと思ったことはないのだけど…。

指定の100冊読書チャレンジがまさか日本国を考える壮大な旅にでることになろうとは。

日本国の旅の話の前に現在、取り組み中の読書チャレンジ内容はこんな感じ

読書はスポーツだ!

「読書力」著:斎藤孝

これは齋藤孝さんのご著書「読書力」に出てくる言葉。

「読書力」を要約すると読書は、自分を鍛えることができるツールである。
筋トレと同じく継続して鍛えることによって身となる。

読書好きと読書力は別のものであり、好きな本を読むのと読書力をつけるために読むのとでは読書をする行為は同じでも精神構造に大きな差が生じる。
その差が、読書力なのだ。

齋藤さんが提唱する読書力がつく目安は文庫100冊。そしてどの本でも良いわけではない。ある程度の読書力をつけるために必要な100冊がある。

ご著書で齋藤さんは読書力の筋トレに相応しい文学作品をご丁寧に100冊紹介してくれている。

読書力を高めるための読書!

やってやろうじゃないか!
読書は好きだが、読書力があるのかと問われると?が浮かぶ…。

?が飛ぶようではきっと無いのだろう…。

ブラックサンダーを餌に、3人の子どもたち(小4.小6・中2)も巻き込んで!

実験の記録をここに。

チャレンジの過程はこちらをどうぞ!

今回の本『歴史を考えるヒント』は毎度のことだけど自分チョイスでは巡ってこなかった一冊。

著:網野善彦


難しそうだな…歴史考えるつもりもないのにヒントを知ってどうなるってのよ。
やや尻込み気味で読み始めだったけど。

ごめん、面白い。

日本が国名と誕生した時を明確に答えられるだろうか?の序盤に出てくる作者の問に早速答えられなかった。

正解は689年

他にも本書には
人民と国民の違いは?
関西と関東の地域名はなぜできた?
切手、小切手の手は何を意味するのか?

などなど普段、馴染みきっている日本語のあれこれのルーツを歴史ともに解説。好奇心をくすぐられる1冊だった。

こどもたちがこの本を読んで日本国を考えるための新しい旅に出る日がくると思うとしびれちゃう。

こどもたちはこの本はまだ未読なので、今夜は長男が読んでる椎名誠の『哀愁の町に霧が降るのだ』に出てくるひなびた海べりとはなんなのか?でもりあがった。

長女:太陽の光が反射している海の水面のことじゃないか?
ひなびたのひなひなたを連想させてそう思ったようだ。海べりのべりが水面らしい。

長男:影の海沿い?長女とは真反対の受け取り。ひなびたから日陰をイメージした。

次女:しずかな海。これは言葉の雰囲気だけで浮かんできた。

正解を3人に発表!

ひなびた→田舎。田舎らしい雰囲気の意味
海べり→海岸、海辺、海ぞいとほぼ同じ意味

3人とも外れ…。

全然違う意味だったけどまた一つ賢くなったね。
知らない言葉から連想して意味を考えあうのは楽しいなー。人によって真逆だったりするから余計に。

春休み中は、おばあちゃん宅で連泊やら、遠方からの従妹の来訪などがあり
読書の足並みがそろいにくかった。

それでも各自、細々と読書の時間をどこかで設けよう!と約束し合ってできない日もあったけど少しづつ進めれた。

近い将来こどもたちの書く作文からひなびた海べりのワードなんか出たきた日には母泣いちゃうね。

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