おひなさまは、いつしまう?
本日は、『ひなまつり』
我が家には、中2と小4の2人の姫様がいる。
姫様たちがこの家を独立するまではひなまつっていたいな~と思っている。
こんなことを書くと行事を慈しみ、重んじてる素敵っぽい家庭のようだけど、現実はいろいろあって…ね。いろいろあるの…ね。
行事を家族で楽しむには、家族の基礎体力みたいなものが必要じゃないか?と度々、感じている。
基礎体力向上が必須!そんな時だからこそ、ねっ。
盛り上げてこー! しまってこー!
あえて楽しむ気持ちを大切にしたい。
自分のテンションのためにも、家族で行事を楽しむためにも、おひなさまを飾りたいなーと思っていた。
なーの期間が長ーく…出す出す詐欺。
やっと飾れたのは2月29日。
おっそっ。
今年はたったの4日間の3セットのおひなさま方との共同生活。
おん? 3セット?
ここで、おひなさまのルールを説明。
おひなさまは一人につき1個制度なるものがある。
つまり、女子はmyおひなさまを所有するシステム。
誰が決めたルールなんだろうか?よくわからんがとにかく、各家庭の女の子の人数分のおひなさまを~みたいな風習がある。
(今は違うかもしれないし、各家庭に寄って方針や風習も異なるのでここはあくまでも説程度で)
わたしの育った時代と、その界隈では各家庭の女の子の人数分のおひなさま保有率が高かった。
6歳としの離れた妹がいる。
なので、実家にはおひなさまが2セットあった。
長女特権でわたしのおひなさまは、昭和の7段飾り。組み立てにすんごいパワーを要する。
祖母から初節句の時に贈られたもの。
孫界の中で女子の誕生がはじめてもあり、一心にその恩恵を受けた。
6年後、妹は生まれたが、1家に7段×2セットは不要すぎる。
妹のは、おだいりさまとおひなさまがガラスケースに入ったコンパクトな平成バージョン。
しまうのも、だすのも、移動だけ。あら簡単。
さすがにその格差になんかスマン…は否めなく…。
それと同じだけ、なんだか誇らしくもあった。
ちなみにこの42年前に贈られたおひなさまは、今だにわたしのmyおひなさま。
ほら、一人1個制度だから。
自分のが一番豪華で大変恐縮なのだが、現在、3セットのおひなさまが我が家を華やかにしてくれている。
7段総出は厳しいので、上のおふた方を選抜して飾った。
娘たちのは、リビング。
わたしのは、和室に飾ってある。
和室は、朝活を行う場所になっている。
部屋の構造上、ヨガマットをおひなさまと対面する形でしくことになる。
この4日間は、毎日2人にガン見されながらヨガやら瞑想やらをして、少し照れた。
共同生活最後の朝を迎え今日、一連の朝活を終えたあと、改めておひなさまをマジマジ見つめていた。
口元に白い存在を発見!
「へっ、歯?」
おだいりさまにも、おひなさまにも歯がある!
42年間、知らんかった…。
そもそも全おひなさまに歯があるの?
長女と次女のおひなまさまを確認するとどちらも口をキュッと閉じている。
調べてみると、歯の有無はいろいろらしい。
どうやら、年代の古いものはある節が多い。
我が家のおひなさまたちは、まんまそれに当てはまっている。
今年はたった4日間しか飾れなかったけど、歯も発見できたしより愛しさが増した。
そんなことを思いながら、早よー片付けないとなー。
今からやるか?
明日の朝イチか?
気持ちが急く。なぜに?
3日がおわれば すぐに片づけないと娘たちの婚期を逃す…俗説に怯えている自分がいる。
ん? 婚期を逃すとなにがいけないんだ?わたしは何に怯えているのだ?
結婚が幸せの必須項目でもないし、婚期なんてものは、逃しても逃さなくても、それが幸せと=な思い方がなんか違う…気がしてきた。
そんな人がいたら、そりゃー結婚は素敵な制度でもあるので、願わくばの思いはある。
結婚する道の方を選んだ身からしたら、いい面を知っている。
修行も待ちかまえているが、誰かと結婚するその人生は悪くないと言いたい。
結婚してもしなくて、
子どもが幸せでいてほしいは、なんどきもは母の願い。
婚期に怯えなくもいいかーと思うと今晩片すのは、一旦やめた。
(単純にめんどくさいのこじつけも半分…)
明日の朝も見つめあってのヨガコース。