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「文章を書くのがとても苦手なので、

試験で聞かれそうな問題を予想して
答える小論文を書いてみました。

これを暗記して当日の試験に挑もうと思うのですが
対策として有効ですか?」

主に試験を控えた方から
このような質問をいただくことがあります。


特に公務員試験や
大学の社会人入試なんかだと

小論文のテーマが大体決まっていて

「今年はこのテーマで来るかも?」

なんて予想が立てやすい
ところもあったりしますよね。


ですから

「とりあえず答えを作って
暗記していけばなんとかなるのでは?!」

と思ってしまいます。


ですが、
小論文の試験を見てきた私は

「安心するならやっておくといいけど、
根本的な対策にはならないよ」

とアドバイスさせていただくことが多いです。


なぜなら、

「試験は突然
傾向が変わることが多いから」


ずっと一定だった試験の傾向が
自分が受ける年に突然変わってしまう、

なんて本当によくある話。


完成した論文を暗記するという
対策しかしていないと


「暗記した文章、
何の役にも立たなかった…」


なんてガッカリすることに
なりかねません。

それはとてももったいない!!


だから私としては
どんな題が出ても打ち返せる

文章力の基礎

をしっかり磨いていくことが
本当の試験対策になるのではないかと思います。


もちろん

志望理由とか
自分の武器となるエピソードとか

必ず書けるものを
スマートに書けるようにする、
という目的で

書いた文章を暗記しておくというのは
一手だとは思います。


そこは
「安心するならやっていい」



でもそれだけで満足せず、


どんな書き方をすれば
自分の熱意が一番伝わるのか?

どんな順番で書けば
相手が読みやすくなるのか?


ここを考えながら
小論文を書く練習を重ねて、

いつでも
何を聞かれても

文章で答えを書ける人になる。


これが本当の試験対策なのではないかな、
と思っています。


ぜひあなたの文章力強化のために
役立ててくださいね♪



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