日常ブログ #6自己紹介・後編
前回の続きです。
(前回の記事はこちらからどうぞ↓)
自己紹介が嫌すぎるので、プロフ帳を作成して
自己開示に対する苦手意識を削っていこうという試みです。
もうGWも明け、どこの何に対して自己紹介をする必要があるのか、
私にもよく分かりませんが、
いつどこに新しい出会いがあるかも知れないのが人生なので、
今回は細かいことは気にするな、ワカチコ×2マインドで書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
プロフ帳のテンプレートはフリー素材からお借りしました。
(引用元↓)
では、早速プロフ帳を埋めていこう。
まず最初の質問群であるが、こちらは個人情報に関わる内容であるため、
コメントを控えさせていただく。
すでにプロフ帳の企画が破綻しているが、細かいことは気にしない。
答えられる範囲内で簡潔に答えていこう。
名前はタマ。年齢はZ世代です。
続いて12星座の質問。
生年月日はまだ分かるとして、星座情報を聞きだしてどうするのだろう。
こちらはテンプレートで作られているものなので、
おそらく元となった多くのプロフ帳には、
共通してこのような質問が設けられていたのであろうと推測ができるのだが、
友達の星座を知って一体どうするつもりなのだろうか。
毎朝代わりに星座占いをチェックしてあげるくらいしか情報の使い道が思い浮かばない。
不思議なことを気にかけるものだ。
いや、細かいことは気にしない。
牡牛座です。
続いての質問は血液型について。
だから、それを聞いて一体どうしたいのだ。輸血?
まあ良い、O型です。
続いて、自分の性格。
分からないよ。
◯◯な性格だよ、と一言で言えるくらい自分自身のことを理解していたら、
こんなブログ書いてないよ。
断っておくが、今回は昔懐かしのプロフ帳文化にツッコミを入れていく
お笑い修行回ではない。
ただ、真面目にこの手の質問に付き合っていると、
己と言う名の精神の森から二度と帰って来られないか、
もしくはものすごく時間がかかりそうなので、
とりあえず、自分のことすらよく分からない混乱しやすい性格、としておこう。
続いてあだ名。
これは簡単だ。タマちゃんと呼ばれています。
このままスムーズにいこう。
特技と趣味。
これだ。自己紹介を嫌いになりかけている原因でもある質問、その二大巨頭。
まず第一に、生きていれば必ず誰しもが長所と短所を持っている。
それと同時に、必ず特技と趣味をいくつか持っている。
しかし、そのいくつかの特技と趣味の中には、
他人に紹介できるような、胸を張って堂々と語れる特技と趣味は一つもない。
これが人間である。
包み隠さず真実を言えば、
特技は半永久的に独り言を喋り続けられること、
趣味は私物に名前をつけて呼ぶことです。
こんなことを実際に自己紹介で言ってみようものなら、
もう二度と誰からも話しかけてもらえなくなってしまう。
いよいよ特技を発揮し趣味に没頭することになる。末期である。
確かに特殊な技ではあると思うし、心を満たす趣味ではあるのだが、
もっと何か、明るい反応をもらえるようなことを紹介したい。
が、全く思いつかない。
思いつかないので困っていて、成人もしているのに一人でプロフ帳を記入したりしている。
というわけで、この質問は保留である。
では次の質問に取り掛かろう。将来の夢。
これは昔からずっと言い続けていることが一つある。
いつか必ず叶えたい、憧れでも目標でもある私の理想像で、
今でもひたむきに追いかけ続けている、大切な夢だ。
ブラックカードを持つことです。
続いてチャームポイント。
何だそれは。
横文字で言われると突然よく分からなくなる現象。
意味としてはその人の最も魅力的な部分だそうだが、
それは例えば性格とか雰囲気とか、抽象的なことを言えばいいのか、
反対に容姿とか口癖とか、具象的なことを言えばいいのか、どっちなのだろうか。
保留にしたい・・・
だが、こんなに簡単に保留という奥義をぽんぽん出してもいけないという気がする。
面倒くさがっていると思われてしまう。
仕方ないので、抽象と具象、どちらのパターンも書いておこう。
思いつけば。
ということで、この質問は一旦保留とさせていただく。
あくまで、一旦である。とりあえず先に進んでみよう。
ちょっと流石に時間がかかりすぎじゃないだろうか。
自分で言うのも何だが、大仰な質問でもないのに
ごちゃごちゃ考えすぎている気がする。
まだ半分も終わっていない。
ここからはあまり深いことを考えすぎず、スピードアップしていこう。
無人島に持って行くなら?
水。
ジェットコースターは得意?
いいえ。
いつか住みたいところは?
静岡県。
座右の銘は?
大切にしたものが大切になる。
未来に行けたら?
未来人の生活をする。
100万円当たったら?
貯金する。
魔法が使えたら?
瞬間移動で忘れ物を取りに行く。
かなりいい感じじゃないだろうか。
この調子でどんどんいこう。
次は、ラブトーク質問群。
何だこれは。
こんな質問されるなんて聞いていない。
セクハラだぞ。
いや、取り乱してはまずい。
プロフ帳を交換し合うようなローティーンの文化ならともかく、
お互いに成人済みでの関係性、距離感において
自己紹介段階で突然恋愛話から始まることなんてほぼ皆無ではあろうが、
万が一ということがある。
備えておくということは大事だ。
しかし何でそんなこと言わなきゃならない。
デジタルタトゥーだぞ。死んでも残り続けるんだぞ。
公開処刑じゃないか。こんなのおかしい。
でももうずっと自分で始めたのに自分で文句言ってるのだ。
ずっとおかしい。おかしいとか言うのは今更である。
ちょっとブログの運営自体を揺るがす問題に発展しかねないので、
やむをえない苦渋の決断として、この質問群はスキップさせていただく。
プロフ帳ってこんなに自由意志で良かったのだろうか。
実はこれまでまともに書いたことがない。
まあ、全ての人に基本的人権があり、その中の自由権で表現の自由が保障されているので、
人権を行使したと思うことにしよう。
気を取り直して次へ。
怒涛の質問責めである。
テンポよく捌いて行く。
好きな食べ物、みかん。
好きな飲み物、マックスコーヒー。
好きなお菓子、アイス。
好きな漫画・アニメ、クラシカロイド。
好きな本・雑誌、山月記。
好きな教科、日本史。
好きな音楽、宮本浩次『夜明けのうた』。
好きな色、赤。
好きな動物、猫。
好きな芸能人、向井康二。
好きなお笑い芸人、オードリー。
好きなゲーム、バイオハザードシリーズ。
好きなスポーツ、水泳。
好きなブランド、X-Large。
好きな映画、『千と千尋の神隠し』。
好きな場所、海。
終わった。やり切った。
ものすごい達成感だ。ついに成し遂げた。
この曖昧すぎる自己認識に襲いかかる鬼のような質問を耐え抜いてみせた。
本当に千本ノックでもしているかのような気持ちだった。
とても頑張った、偉い。天才かもしれない。
書き込んだプロフ帳がこちらである。
空欄が目立つ。
さて、こうしてプロフ帳をひとまず完成させた、
完成したということにしてみたものの、
この試みの結果が出るのはひとまず夏休み明け、後期が始業してからである。
それまでこのプロフ帳は、何となく目につかないよう封印しておく。
9月はもう少し緊張せずハキハキと自己紹介ができるといいな〜、
と思う。
それでは最後の質問。
フリースペース、お疲れ様でした。