2021/09/11 広島キルチーム
ープロローグー
惑星マイアミでのネクロンと帝国の激突は、ケイオス、デュカーリの参戦により膠着状態に陥り、不気味な平穏状態が保たれていた。
ネクロンの古代王朝であるアメト王朝は、この状況を打破しつつ王朝を再興するため、かつて惑星に存在した墳墓惑星の残滓を吸収すべく、ネクロンの遺跡が埋没する地へ小隊を派遣する。
しかし遺跡の地上には廃墟となった過密都市があり、ゼノの活動を察知した帝国は、待ち伏せによって異種族の捜索部隊を抹殺すべく、クリーグ決死連隊を配置していたのであった。
墳墓惑星キルチーム編成
フレイドワン攻撃部隊(リーダー)+イモータル攻撃部隊
ネクロン側は、能力のバランスが良いイモータルと、接近戦特化の代わりに兵士の頭数も確保できるフレイドワンの組み合わせです。イモータルの武装はテスラカービンで、密集する敵兵にSPルール炸裂で射撃によってダメージをばらまくことが出き、フレイドワンの持つ破砕はクリティカルがでれば白兵のダメージをブーストすることができるため、うまく役割どおりハマれば、遠近でバランス良く戦える編成です
帝国防衛軍キルチーム編成
ベテランガーズマン攻撃部隊
対する帝国側はクリーグ決死連隊のベテランで、数はネクロン側より多く、兵士それぞれが多彩な能力を持っています。また、本来は補助支援部隊が配備されるのですが、初プレイでのルール確認が煩雑ということで、今回のプレイでは省略しています。
戦場の構築
射撃武器の射程は無限として扱うということなので、なるべく1点から戦場全体が見えないようにありったけのテレインを配置しています。
手が入るギリギリくらいまで詰めましたが、もっと少なくてもプレイには差し支えないと思います。
ミッション、特務兵の配置
マッチプレイでランダムに「データ精霊の覚醒」を選択しました。確保が必要な目標が実質2か所なので、激しい争奪戦になることが予想されます。
両角に降下ゾーンがあり、デスコーア側はサージェント、スポッター、スナイパーを狙撃地点に配置、作戦目標2か所を視界にいれます。
ネクロン側もイモータルを狙撃地点に配置、地上にはフレイドワンを隠密体勢で配置します。
偵察オプションはお互いに偵察を選択、攻撃側であるネクロンが先制権を取得します。
第1ターニングポイント
ネクロンが先制し、両翼のイモータルが前進、狙撃地点のサージェント、地上のトルーパーを排除します。
後攻の決死連隊は移動力を生かして、壁の背後や遮蔽の取れる位置などに移動し、1箇所のデータリンクを切断します。
第2ターニングポイント
第2ターニングポイントもネクロンが先制を取り、攻撃態勢に移行したスナイパーを排除します。
ゲームボード端からイモータルの射線が通っており、一瞬の隙をついて射撃が成功しました。キルチームらしさというか醍醐味を味わえました。ともあれ、メディックによりスナイパーは戦場に復帰します。
後攻では作戦目標周辺に進出していたハーデントベテランが5+FNPを活かして、圧倒的多数のフレイドワン、イモータルの攻撃をものともせず、戦線を支えます。
第3ターニングポイント
デスコーアが先攻して全戦線で攻撃を加えるものの、ここまでのネクロンの機体再生、リヴィングメタルによる回復によって徐々に数的に押されている状態を覆せません。
後攻で、ハーデントは数を頼みとしたネクロン特務兵の集中攻撃をうけてついに戦死し、反対翼でもフレイドワンがデスコーアの戦線を喰い破りました。
フレイドワンリーダーは出目が走り、5回の攻撃がすべてクリティカルになります。※アビリティ破砕により、クリティカルが発生したら通常ヒットがクリティカルに変わります
ここで時間もよい頃合いとなり、戦力的にも逆転の見込みがなくなったことから、クリーグ決死連隊側のプレイヤーのビスさんの投了により終了しました。
終わりに
お互い初プレイであったので、装備品やクリーグ決死連隊の補助兵器支援を省力していたこと、スナイパーベテランが本来は隠密体勢で射撃ができるのを見落としていたことから、クリーグ決死連隊が実質的に弱体化していたので勝てましたが、本来の能力であれば今以上に苦戦していたと思います。
ビスさん、急なお誘いにもかかわらず、遠くからお越しいただき、一緒に遊んでいただきありがとうございました!