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2023/4/16 浜田40K 1500pt

浜田で地球堂模型さん主催の40K会に参加してきたので、久々にレポートしてみます!

プロローグ

クロヌス覇権体の分遣ロケット戦隊は、惑星アースドーンの採掘センターを領有すべく、探査車列を組んで地表へと降り立った。薄い大気で荒々しい恒星のエネルギーが直接降り注ぐこの地は、他の種族の邪魔が入らずヴォータンが資源を独占できる理想的な惑星であった。
…恒星のエネルギーを喰らうク=タンを除いては。

ネクロン側ロスター

HQ
・オーバーロード(タキオンアロー装備)
・イルミノール・スゼラス
トループ
・ネクロン・ウォーリアー10体x2ユニット
・イモータル5体
ファストアタック
・スカラベ6体
エリート
・リッチガード(ハイパーフェーズソード・シールド装備)
・スコーペク・デストロイヤー3体x2ユニット
・カノプテック・プラズマサイトx2
・ク=タン・シャード ナイトブリンガー
・カノプテック・リアニメイター
・クリプト・スロール
ヘビーサポート
・トライアーク・ストーカー

手堅い構成で、確保から殲滅まで幅広くこなせるネクロンの王道といったロスターと感じます。スザーレカン王朝で指揮プロトコルも自由度が高く、イルミノール・スゼラスによる強化やトライアーク・ストーカーによるヒットロール強化など多重のバフがかかる点に注意が必要そうです。

リーグオブヴォータン側ロスター

HQ
・カール
・グリムニィル
トループ
・ハースキン・ウォーリアー10体x2ユニット
・ハースキン・ウォーリアー12体x1ユニット
ファストアタック
・パイオニア3体x2ユニット
・サジタウル
ヘビーサポート
・ヘカトン・ランドフォートレス

ヘカトンに12体編成のハースキンウォーリアーを搭載し、前線はパイオニアと車両ユニットで、後方はメディパック装備兵を擁するハースキンで確保するという目論見の編成です。…しかし、これは後で確定するミッションと相性が悪く、開始時点で根本から見直しを迫られます。

ミッション

オープンウォーカードで作戦目標を決定するという形式でスタートします。
今回引いたのは戦場の中央に作戦目標を1つ配置し、インファントリーでそれを確保する必要があるというミッションになりました。また、作戦状況で移動力、全力移動、突撃ロールがすべてー1されるという条件が加わり、ヴォータン、ネクロンともに終始、移動力の不足に悩まされることになります。

第1バトルラウンド

ロールの結果、ヴォータンの先行で開始となりました。
とにかく戦場中央の作戦目標にインファントリーを前進させる必要があるため、ハースキン・ウォーリアーは暴露することも厭わず、戦場中央を直進します。

さらにバトルラウンド開始前の移動と合わせてパイオニアが前進、ネクロンの足止めとヘイトを買って弾を引き受けることを狙って、ネクロンの前衛に火力を浴びせていきます。辛うじてクリプトスロールは撃破するものの、高耐久と機体再生によりスゼラスやカノプテック・デストロイヤー、ナイトブリンガーにある程度のダメージを与えたのみにとどまります。

後攻のネクロンターンでは突出しているパイオニアにク=タンパワーと射撃が集中し、スカラベの群れに飲まれて全滅。さらにスゼラスはイモータルの耐久値を増強します。


ただし移動力の不足からネクロンウォーリアー等は思うように射撃地点へ着くことができず、そのほかのヴォータンユニットは無傷で切り抜けられました。

第2バトルラウンド

ハースキン・ウォーリアーがようやく目標を確保、左翼のヘカトン・ランドフォートレスとサジタウル、健在なパイオニアの射撃によりオーバーロード、スコーペク・デストロイヤー、トライアークストーカーを撃破します。
また、中央のカールがナイトブリンガーに審判トークンを載せ、グリムニィルのサイキックとサジタウルからのミサイルによりじわじわと削っていきます。

返すネクロンターンでヘカトン・ランドフォートレスにリッチガードが接敵、自由な射撃を封じます。
また、目標を確保しているハースキン・ウォーリアーにナイトブリンガー、スカラベが相次いで突撃に成功、対するヴォータンはカールが英雄的介入を行います。
ここでハースキン・ウォーリアーが反抗戦術によりナイトブリンガーに白兵を敢行、クロヌス覇権体のアビリティをフル活用して撃破に成功します。

第3バトルラウンド

ハースキン・ウォーリアーが接敵中のスカラベにピストルによる射撃、白兵を駆使して全滅に追い込みます。

同時に、左翼を大突破して後方へもぐりこんだパイオニア、サジタウルと降車したばかりのフレッシュなハースキンウォーリアーの砲火によりイモータル、ネクロン・ウォーリアー1部隊が撃破されます。

ここで、残りのインファントリーユニットがネクロン・ウォーリアーのみとなり、移動力を考えると中央まで到達するのが困難ということでネクロン側プレイヤー、どろどろさんが投了を宣言されました。

エピローグ

ヴォータンの乾坤一擲の攻勢によりク=タン・シャードを撃破されたネクロンは、恒星エネルギーを奪取しても無益と判断し次元の狭間へと去った。とはいえヴォータンも守るべきグリムニィルが重傷を負い、探査を担うパイオニアの損耗と探査隊を指揮すべきヘカトン・ランドフォートレスの損傷により惑星アースドーンから基地宙域へと帰還せざるを得なかった。
「…クロヌスは借りは必ず返す。例え相手が次元の彼方へ逃げようともな」
分遣戦隊を率いていたカールはさらなる装備を整えたうえで、再度この地へ雪辱を果たすために訪れることを誓うのであった。

最後に

自分がネクロンも使っていることもあり、ユニットの能力や手の内が分かっていたので対応できましたが、プレイ数回目でありながら1500ポイントの戦力を手堅くまとめて運用されていたどろどろさんはゲーム勘がかなり高く、手ごわく感じました。今回参加されていた他の方も戦力の増強に燃えており、ハマダハンマーもますます盛り上がっていきそうで楽しみです!
良い環境を準備していただき、楽しく対戦してもらってありがとうございました!