地方の街で、自分達らしく
東京の街、再開発進んでどこも似てきてる
セレクトショップや百貨店も置いてる服は皆同じ…
だからこそ、今地方が面白い!
MBさん×小川菜緒さん
ファッションと地域性
お二人の対談でそんなお話が胸に刺さりまくりました。
続けて
MBさん×芳麗さん
キャリアとライフのベストバランス
の対談の中で
都会でおしゃれな人より
田舎でいかにおしゃれに出来るかの方が
響く人が多いはず。
田舎にいてもそれを強みに発信することは充分出来る
自分のキャリア=轍 今まで経験してきたことを活かしてる人は成功してる。そんなお話もされてました。
どちらの対談ももっと沢山のことお話しされていたのですが、同じことがお菓子の世界でも言えると最近強く感じた出来事があったので、ここでまとめるとともに今の自分に置き換えて、やりたいこと、出来ることを考えてみたいと思います。
デパ地下、チョコの祭典
百貨店はみんな似てるセレクト
私は先日京都、大坂でバレンタインの催事で盛り上がる百貨店をいつくかはしごしてきました。
どこの百貨店も並ぶブランドは大体同じ。もちろん都会はそりゃすごい売り場面積、すごい!それは確か!特に京都高◯屋さんなんて、ここ数年通う中でどんどん拡大してる気がする…でもただ面積広いだけのような印象。
京都の中で3店舗回った中ではお客様の数も圧倒的に多かったように思います。ちょうど夕方ということもあったかもしれません。
でも…私には買いたいと思えるようなチョコレートがなかった。あくまで私の個人的な感想ですけど。
対して、関西ならではのブランドを置いている百貨店ではやっぱり足を止めて、話を聞き、あれやこれやと買ってみます。
これは、私が菓子屋だからでしょうか?普通のお客様はやっぱり全国どこの百貨店にもこの時期並ぶ有名シェフや大手メーカーのチョコレートが欲しいのでしょうか?
少し疑問です。
小さな地方の百貨店だとまた、話は違うかもしれません。なんといっても百貨店が1つしかなければそれなりに有名処を揃えるのもありなのかもしれません。
でもあれだけ近距離にある百貨店があまりにも似通っているセレクトというのは客の立場からしたら面白みに欠けるというのが正直なところでした。
そして、販売スタッフの技量の差も目立ちます。ただそこで販売している方と、そのチョコレートに熱量を持って販売している方とやっぱり違うのですよね。熱量感じた方はそのブランドから派遣されている方かもしれませんね。
地方の菓子店として
あーこんなに似てるものばっかりなんだ。それは百貨店同士のセレクトもそうなら、ブランド同士の商品のセレクトもです。
大量生産、大量消費に辟易とされてるお客様も一定数いらっしゃるのではないか?
少し前までは、これだけ一同に色んなチョコレートが集まるチョコの祭典!みんなこぞって百貨店でチョコレートを買うようになりました。
でもこの状況に少し飽きてきてるのは私だけでしょうか?そんなことを強く感じた百貨店巡りでした。
そこで思ったのは、流行りではなく
もっともっと自分達が美味しいと思うお菓子、チョコレートを作っていこう!そしてそれをもっと外に向けて発信していこうということでした。
芳麗さんとの対談でも出てきた自分の「軸」について考てみる
私たちが大切にしたいことは?
作り立てということ
素材に手をかけること
日本の季節を大切に作ること
ちょっと可愛くて、誰かにあげたくなる仕上がり
そして当然ながら美味しいこと
デパ地下のラインナップがみんな同じだからといって
ただ新しいものや、他と見た目に違うのが言い訳ではないとは思うのです。
気を衒わない、ずっーと変わらないようでいて、実はマイナーチェンジを重ねてるお菓子が個人的には大好きです。
今、足りていないこと
自分達に欠けているもの、それはECサイト。そこをもっと具体的に考えていこうと強く思いました。自信を持って丁寧にひとつひとつ作ったお菓子。もっと広く届けたい!なんて思ったわけです。そんな大量生産大量消費に飽きてきたお客様に向けて行動しよう!
ECサイトは、いつも人手不足で作ることが追いつかないことを言い訳に避けてきたことでした。
でも募集期間を設け、発送スケジュールをこちらで組む形なら出来切るのではないか、特にバレンタイン時期なら。そんなところに考えが至りました。
今ある体制でも出来る仕組みを考えることが大切だと気がつきました。
地方の個人店。だからこその強み、魅力
もっともっと深掘りしよう!
まずはどうやってやろ?ECサイト。
誰に相談する?行動あるのみ!