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激ヤバ!フィリピンでの語学学校生活②(授業の実態編)
私は交換留学で必要なIELTSのスコア(6.0)を取るため、2023年8月〜10月の2ヶ月間、フィリピンのクラークにある「Clark institute of the Philippines(CIP)」という語学学校に通っていました。
そこでの経験が壮絶だったので、今後私のような被害者がでないためにもnoteに書き記しておこうと思います笑
Clark institute of the Philippines(CIP)の概要
場所はフィリピンのクラークという、フィリピンの中でも外国人移住者の多い地区で、比較的治安の良い地域にあります。
いつできたのかは不明ですが、Googleマップの口コミで10年以上前のものがあるので、結構前からある学校かと思われます。
日本の大手語学学校のエージェントであればどこも扱っている、割と有名な学校です。
CIPへの申込方法
私はこの学校へ「セブ島留学マスター」という留学エージェントを利用して申し込みを行いました。
やりとりは全てLINEで返信も早く、とてもスムーズに申し込みができました。
ただ、ラフな分、私にCIPの詳細やフィリピン留学の留意点などの資料がまとめられたGoogleドライブを共有してもらった際、おそらく内部機密のものと思われる、「CIPの口コミを書いたら授業料半額キャンペーン2022」といった内容のファイルも同時に送られてきました笑
その時は「今年はやってないのか〜。残念だな」くらいにしか思っていなかったのですが、今思うとこうやって定期的に語学学校側がエージェントにお金を払ってサクラを作っていたのだなと思います。(だから今回私はそのサクラに対抗するためにも事実をこのnoteに書き記そうとしているのです!)
実際、CIPに着いた初日にガイダンスがあったのですが、その際に「エージェントとどのような話をして、いくらで授業を受けているか等の話はしてはなりません。したら退学となります」と口酸っぱく言われたので、ほぼクロですね。
授業時間割
時間割はこんな感じでした。
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私は朝1のコマがなくて、あとは9時から5時までずっと授業がある形式でした。
8コマ中5コマが1対1の個別授業で、残り3つがレベル別のグループ授業です。
こうやって聞くと、たくさん授業やってくれて、しかも個別も多くて充実しているじゃないかと思われるのかもしれないのですが、残念ながら実際はそんなこと全くないのです。
申し込み内容とかけ離れた授業
私の申し込んだコースは「IELTS 点数保証コース」というもので、2ヶ月でIELTSの点数を最低でも5.5に届かせる、もし届かなかったら届くまで無料で期間延長という、普通の「IELTS コース」とは異なるものでした。
なので内容も、スピーキングはネイティブのイギリス人講師、IELTS生のみのグループ授業、IELTSで使えるような社会問題のディスカッション授業といったものが提供される予定でした。
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しかし実際は、そもそも学校にイギリス人講師がいない、グループ授業はIELTSもESL(IELTSのスコアアップではなく、英語力を高めるためのコース)もごちゃ混ぜ、難しい英語を教えられる先生が少ないので皆初級の授業を受けるという有り様。
私は「IELTS 点数保証コース」にするために追加で10万円も払ったのに、内容は普通の「IELTS コース」と何も変わらず…。
あまりにも酷かったので語学学校側に返金を求めましたが、もう支払われたので返金はできないの一点張り。結局お金は返ってきませんでした。日本だったら法律に抵触して間違いなく訴えられたと思います。
他にも、母国語禁止のスパルタ校と謳う割には、誰も授業外は英語で会話をしないし、夜遅くまで遊んで騒いでいる生徒が多数という感じで、勉強という雰囲気では全くありませんでした。
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また、先生の質が低いために多くのESL生がIELTSコースに追加料金を払って変更(IELTS担当の先生の方が若干質が良いため)している事例も多発しているという悲惨な状況だったのです。
大量に辞めていく先生たち
そして、語学学校の先生たちへの待遇も悪かったようで、先生たちが大量に辞めていました。全体で30人くらいいる中で、1ヶ月に最低でも4、5人は辞めていたのではないでしょうか。特に良い先生ほど見切りをつけて去っていっている印象でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1723609163023-nUPaI4L0zN.jpg?width=1200)
(辞めてしまったので2週間しか教われませんでした)
先生たちの時給は数百円程度しかなくとても低いそうなので、先生たちのやる気も正直あまりありません。
こっちは50万近いお金を払っているのに、なぜそのお金が正しく先生に支払われていないのか憤りを感じます。語学学校の運営側がごっそり持っていってるんでしょうね…。
韓国資本の学校なのに韓国人が1人もいないという現状から、経営陣の怪しさがプンプンです。
まとめ
とにかく激ヤバだったことは伝わりましたでしょうか。今回は授業や運営体制といったソフト面に関することだけを伝えました。次回は寮での生活や食事、フィリピンという国の特性といった環境面を伝えられればと思います。
『激ヤバ!フィリピンでの語学学校生活③(生活の実態編)』